【石川県&香川県★連携 Vol.2】夕日が映える絶景ビーチ

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【石川県&香川県★連携】特集は、観光パートナーシップ協定を締結している石川県と香川県が、さまざまな観光コンテンツをテーマに全10回にわたり両県の魅力を発信します。シリーズ第2弾は、夕日がきれいなビーチがテーマです。

【石川県&香川県★連携 Vol.2】夕日が映える絶景ビーチ

【石川のビーチ1】車で走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」から見る夕日

日本海に面して南北に長い石川県は、北の能登から南の加賀まで、広い範囲で海に沈む夕日が楽しめますが、おすすめ3ヶ所を厳選してご紹介します。石川県を代表するビーチとして外せないのが、石川県羽咋市にある「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」。世界でも珍しい車で走行できる全長約8kmの砂浜です。
潮風を受けながら波打ち際をドライブする爽快感は一度体験すると忘れられません。細かい砂粒が海水を含んで固く締まるため、大型バス、バイク、自転車なども走ることができます。
砂浜に車を乗り入れたら、バーベキュー釣り、アウトドア用の椅子に座ってのんびり過ごすチェアリングなど、楽しみ方は人それぞれ。夏期間は海水浴場が開設されて多くの人で賑わうほか、砂浜に速度標識が立ち並び、ここでしか見られないシュールな風景を楽しむこともできます。
夕日の名所として有名なので、水平線に太陽が沈む頃には多くの人が訪れます。日没後に空がグラデーションに染まるマジックアワーも格別。砂浜に車を停めて映画のワンシーンのようなドラマチックな写真も撮影できますよ。

「千里浜なぎさドライブウェイ」は、「のと里山海道」の「千里浜IC」または「今浜IC」から車で約1分。通行無料で、冬季や夜間も走行できますが、悪天候の際は安全を考慮して通行止めになります。走行の可否は石川みち情報ネットでご確認ください。

基本情報

千里浜なぎさドライブウェイ

住所:石川県羽咋市千里浜町〜宝達志水町今浜

電話:0767-22-1225(石川県羽咋土木事務所)

【石川】千里浜の寄り道スポット「道の駅 のと千里浜」

「のと里山海道」の千里浜ICそばにある道の駅です。ショッピング・食事・休憩・情報収集ができるスポットで、館内の直売所やレストランでは、地元食材を使ったオリジナルのお土産やメニューが充実。
明るくておしゃれな雰囲気で、地元のお米を使ったお菓子や純米酒「唐戸山」、害獣駆除で仕留めたイノシシの肉を使った「のとしし」のソーセージやジャーキー、カレーなどが人気で、オリジナルのデザインも素敵です。
屋外には足湯「大根足の湯」(冬季休業11月〜4月)や千里浜名物の砂像があります。

注目は駐車場に設置された「タイヤシャワー」。専用スペースに車を入れてボタンを押すと、車の側面、タイヤ周りを無料で水洗車できます。千里浜に隣接する道の駅ならではのサービスですね!

基本情報

道の駅 のと千里浜

住所:石川県羽咋市千里浜町タ1-62

電話:0767-22-3891

営業時間:9:00〜17:00(土日祝は18:00まで)

 ※冬季(12〜3月)9:00~17:00

 ※夏季(夏休み期間)9:00~18:00

 ※レストラン 11:30〜14:00(13:30LO)、

  ジェラート 10:30~16:00、

  ベーカリー 9:00~売り切れ

休業日:月2回水曜

【石川】千里浜の寄り道スポット「能登千里浜レストハウス」

もう一つ寄り道したいのは、千里浜ドライブウェイの北口の終点にある「能登千里浜レストハウス」です。2021年にリニューアルして能登の新鮮な海産物や野菜、特産品などが揃ったお土産コーナー、海が見える食事コーナーのほか、おしゃれなカフェやコワーキングスペースも登場。
食事処はおひとり様から団体までどんとこいのキャパシティ! 新鮮な魚介を自分で焼いて食べる浜焼きが人気です。写真は「浜焼き5点盛り」(1,800円)、千里浜名物の「貝めし」(660円)。
「アジフライ定食」(1,000円)もボリューム満点で、単品でエビや貝などを注文してサイドメニュー的に楽しむのもおすすめです。
店内にバイクが展示された「SSTRカフェ」は、千里浜で開催される日本最大のツーリングイベントSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)が手がけるカフェ。店内やテラスで景色とともにコーヒーやスイーツを楽しんだり、ドライブのお供にテイクアウトするのもいいですね。

2階にあるドライブウェイと日本海を一望できる絶景コワーキングスペースは、まるでカフェのよう。旅行中の仕事やワーケーションにも最適で、オンライン会議用のブースやソファ席もあります。カフェのドリンクを持ち込んで、静かに海を眺めながら読書するのもよさそう。

基本情報

能登千里浜レストハウス

住所:石川県羽咋市千里浜町タ4-1

電話:0767-22-2141

営業時間:10:00~17:00

休業日:無休

【石川のビーチ2】「能登金剛」の遊覧船と海に沈む夕日

石川の夕日ビーチその2は、千里浜から車で約30分の志賀町にある「能登金剛(のとこんごう)」。能登半島国定公園を代表する景観の一つで、夕日スポットとしても知られています。なかでも海原を背景に西向きに立つ「機具岩(はたごいわ)」は屈指の夕日スポットです。

別名「能登二見」とも呼ばれ、伊勢の二見にある夫婦岩によく似ています。寄り添うように並んだ夫婦岩が、しめ縄で結ばれています。高さ16mと12mの夫婦岩は伊勢より大きく、しかも大きい方の岩が妻というのが、女性がパワフルな能登っぽい!? 海に沈む夕日とのコントラストが美しく神秘的な佇まいの機具岩(夫婦岩)は、女神が投げた機織り機が岩になったという伝説が残ります。

能登金剛とは福浦港から関野鼻までの約29kmの海岸線のことで、険しい断崖と荒波が作り出した奇岩が続くのが特徴。同じ能登の海岸でも千里浜とは対照的で男性的な景観です。能登金剛の中央に位置する「巌門(がんもん)」は一番の人気スポットで、波の浸食であいた大きな洞窟が圧巻。遊覧船に乗ると、海上から眺めることもできます。
遊覧船の乗り場がある入江の景色も壮観です。ここから約20分のクルーズで巌門・鷹の巣岩・碁盤島などの見所を海上から巡ることができます。
遊覧船は3月中旬から11月中旬にかけて9:00〜16:00頃の運行で、大人1,200円、小人600円(小学生)。天気や海の状況で欠航する場合もあるので、能登金剛遊覧船のホームページから運行情報を確認して出かけるのがおすすめです。
海上から見た巌門。洞穴の途中まで船で入っていくことができます。
深い谷に架かる「幸せのがんもん橋」も日本海に沈む夕日が美しく見えるフォトスポットです。

この景色に見覚えはありませんか? 松本清張の名作『ゼロの焦点』の舞台になった断崖絶壁「ヤセの断崖」で、映画やドラマのロケ地でよく登場する場所です。巌門、機具岩からさらに北上した地点にあり、高さ35mの断崖に立つと身が「やせる」思いがすることから「ヤセ」の名がついたともいわれています。

基本情報

能登金剛遊覧船

住所:石川県羽咋郡志賀町富来牛下巌門

電話:0767-48-1261

基本情報

能登金剛

住所:石川県羽咋郡志賀町富来

電話:0767-32-1111(志賀町商工観光課)

【石川のビーチ3】「加佐の岬」の幻想的なサンセット

続いて石川の夕日ビーチその3は、加賀市の「加佐の岬(かさのみさき)」です。加賀海岸でもっとも日本海に突き出た場所にあり、岬の切り立った断崖の上には白い灯台が立っています。能登の千里浜、能登金剛とも一味違った幻想的な夕景が望めます。
昼は青い海と白い灯台のコントラストが美しく、海に沈む夕日が美しいスポットとしても知られる景勝地で、灯台のある崖の下まで行くことができ、岬の突端では180度以上に広がる日本海の大パノラマビューが楽しめます。
加佐の岬と神奈川県の真鶴岬を直線で結ぶと日本列島を東西に分けるライン上に富士山・御嶽山・白山が直線上に並ぶことから、パワースポットとしても注目されています。

石川県は南北に長く、エリアごと、スポットごとに特徴的な風景が広がります。さらにお天気や季節でも変わるので、観光で訪れた方は、ぜひ一期一会の夕景を楽しんでください。

基本情報

加佐の岬

住所:石川県加賀市橋立町

電話:0761-72-7892(加賀市産業振興部環境課)

この特集は観光パートナーシップ協定を締結している石川県と香川県の連携企画です。ここからは、香川県のとっておきの夕日ビーチをご紹介します。

【香川のビーチ1】“日本のウユニ塩湖”と話題のビーチ「父母ヶ浜」

香川県で一番のおすすめ夕日ビーチは「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」です。この景色、見たことありませんか?
香川県三豊市仁尾町に位置し、約1kmに渡り長い砂浜が続く「父母ヶ浜」は、潮が引いた干潮時の夕暮れには、南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のような写真が撮れると話題になり、連日多くの観光客が訪れています。

人物が潮だまりに映りこむ光景がSNSで大人気! 写真を撮る時は砂浜にできる水たまりで撮影。海側に被写体、陸側に撮影する人がスタンバイし、水面ギリギリに構えて撮影するのがポイントです。

基本情報

父母ヶ浜

住所:香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3

電話: 0875-56-5880(三豊市観光交流局)※火曜定休

写真提供:三豊市観光交流局

【香川のビーチ2】大切な人と渡りたい!天使の散歩道「エンジェルロード」

瀬戸内海に面した香川県には、「父母ヶ浜」の他にも魅力あふれるビーチが点在しています。観光地としても人気の小豆島にある「エンジェルロード」は、干潮時に海の中から現れる砂の道で、大切な人と手を繋いで渡ると願いが叶うといわれている、デートにぴったりなロマンチックな場所です。
エンジェルロードが現れるのは午前と午後の1日2回、干潮の時間前後3時間ずつ。潮の満ち引きによって時間が変わるので、潮見表を確認するのがおすすめです。

渡る手前の弁天島を登ると「約束の丘展望台」があり、エンジェルロードを背景に幸せの鐘を鳴らすことができます。

基本情報

エンジェルロード公園

住所:香川県小豆郡土庄町甲24-92

電話:0879-62-7004(土庄町商工観光課)

【香川のビーチ3】香川県東部に位置する東かがわ市にあるビーチ「山田海岸」

香川県東部に位置する東かがわ市にある「山田海岸」。白い砂浜と透明度の高い海水が美しいビーチとして評判で、キャンプやBBQができる場所としても人気があります。海岸からは絹島や丸亀島の眺めが美しく、水面に夕焼けが映る時間帯は海がオレンジ色に光る、幻想的で美しい景色を目にすることができます。
(写真提供:東かがわ市観光協会)

シャワー・トイレ・駐車場を整備し、夏季は海水浴客で賑わいます。美しい瀬戸内海をバックにキャンプやBBQができるスポットとしても人気です。

基本情報

山田海岸

住所:香川県東かがわ市馬篠1527

電話:0879-26-1276(東かがわ市地域創生課)

この特集は、観光パートナーシップ協定を締結している石川県と香川県が、両県の魅力を発信している全10回のシリーズ企画です。香川県の観光サイト「うどん県 旅ネット」では、「父母ヶ浜」周辺の立ち寄りスポットなど、さらに詳しい情報をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください!


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