成巽閣(国指定重要文化財)
母への思い、細やかな心配りに満ちあふれた優美な空間
加賀百万石の栄華を感じることができる成巽閣は13代藩主・前田斉泰が母・眞龍院のため、1863年兼六園に建てた隠居所です。
「謁見の間」花鳥の欄間や「松の間」小鳥の絵が描かれたオランダ渡りのギヤマンなど、小鳥や花が多くあしらわれており、建物内は女性らしく雅な雰囲気が漂います。北陸新幹線「かがやき」のグリーン車に使われている色のモチーフとなった「群青の間」、前田家にのみ許された高貴の色は必見です!
寄棟造りの2階建ての建造物で、階下は書院造り、階上は数寄屋風書院造りという2つの様式を取り入れており、国の重要文化財となっています。奥方も眺められたであろう雅な庭園は国の名勝に指定されています。
「つくしの縁」に腰掛けぼんやりと庭を眺めながら優雅な時間を過ごしてみてはいかがですか。
「所蔵品展示室」では前田家に受け継がれた雛人形をはじめ、華麗な紋様、刺繍、意匠が施された奥方たちの衣裳や調度品を見ることができます。
母への心配りを感じられる華やかで美しい奥方御殿をぜひご覧ください。
海鼠塀が続く正面入り口がありますが、兼六園からは「赤門」から入ることができます。
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基本情報
- 所在地
- 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-2
- 電話番号
- 076-221-0580
- FAX番号
- 076-221-0593
- 営業時間/期間
- 9時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
- 休業日
- 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月2日
- 料金
- 通常入館料:大人700円、中・高校生300円、小学生250円
※春の雛人形展の時期は特別展となります(大人1,000円、中高生400円、小学生300円) - アクセス(車)
- 北陸自動車道金沢森本ICから山側環状経由約15分
北陸自動車道金沢西ICから約25分
北陸自動車道金沢東ICから約25分 - アクセス(公共)
- JR金沢駅より北鉄バスで出羽町(金沢医療センター前)バス停から徒歩3分
- 駐車場
- 7台
- 所要時間
- 30~40分
- 関連リンク
- 公式サイト口コミサイト
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。