砂取節
揚浜式塩田では、塩作りを始める前に粘土で塩田の床を固め、その上に砂を敷き詰めます。砂の良しあしが生産に大きく影響するため、きめの細かい砂を船で運びました。その船を繰りながら歌ったのが「砂取節」です。
砂をたっぷりと積んだ船は、常に転覆の危険が伴う作業でした。歌詞には、その情景が大きく反映されています。船に乗る男性を女性が案ずるものや、仕事に従事する互いをいたわり合う言葉など、情感あふれるものが多くみられます。
いつごろから歌われたかは、はっきりしませんが、江戸前期からでないかと推測されています。
「おらは雇人だしかたの風だお日の入る場を待つばかり浜仕男をなじみにもてば案じますわよ土用の浜おらは前世から塩浜そだち娘もろてもかろござる塩を取る時きゃ百日浜辺沖のはせ舟見て暮すことし照りゃして釜焚きはろだ浜仕せないで誰れしようじゃ」
砂をたっぷりと積んだ船は、常に転覆の危険が伴う作業でした。歌詞には、その情景が大きく反映されています。船に乗る男性を女性が案ずるものや、仕事に従事する互いをいたわり合う言葉など、情感あふれるものが多くみられます。
いつごろから歌われたかは、はっきりしませんが、江戸前期からでないかと推測されています。
「おらは雇人だしかたの風だお日の入る場を待つばかり浜仕男をなじみにもてば案じますわよ土用の浜おらは前世から塩浜そだち娘もろてもかろござる塩を取る時きゃ百日浜辺沖のはせ舟見て暮すことし照りゃして釜焚きはろだ浜仕せないで誰れしようじゃ」
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- カテゴリー
- #歴史・文化
基本情報
- 所在地
- 〒927-1304 石川県珠洲市馬緤町
- お問い合わせ先
- 珠洲市観光交流課
- 電話番号
- 0768-82-7776
- FAX番号
- --
- 駐車場
- なし
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。