石積六角地蔵塔
海の安全を見守る「六角地蔵塔」
能登半島国定公園・大島海岸には、日本海のさざ波が打ち寄せる大島諸願堂の端に、石積の六角地蔵塔が物悲しくたたずんでいます。
伝承によれば、その昔、肥前大村(現在の長崎県大村市)の船持武太夫の息子が乗った船が大島の沖で難破し、息子はもちろん乗組員たちも死亡するという出来事がありました。悲しみに暮れた武太夫は、何とか息子や乗組員たちの供養をしたいと考え、遠い故郷の肥前から石を運び、大島の地に塔を建てたということです。
この地蔵塔は、今もなお日本海の潮風に吹かれ、時には荒れ狂う波に耐えながら、海の安全を見守っています。この塔は、室町時代に建てられたと推定されています。
タグ
- カテゴリー
- #歴史・文化
基本情報
- 所在地
- 〒925-0147 石川県羽咋郡志賀町大島
- お問い合わせ先
- 志賀町商工観光課
- 電話番号
- 0767-32-1111
- FAX番号
- 0767-32-3978
- アクセス(車)
- 羽咋方面より国道249号大島交差点左折400メートル
- 関連リンク
- 公式サイト
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。