「今行ける能登」御陣乗太鼓公演
序・破・急のリズムが心をゆさぶる
『御陣乗太鼓』とは
7月31日から8月1日にかけて、地元の白山比咩神社で行われる名舟大祭の折、演奏される太鼓です。沖に浮かぶ舳倉島(へぐらじま)・奥津比咩(おきつひめ)神社から迎えた神が帰社する際、神輿(みこし)の先導役となる太鼓山で演じられます。名称の「御陣乗」は、奥能登で神輿の渡御(とぎょ)を指すゴジンジョ(御神事)にちなみます。夜叉(やしゃ)、幽霊、鬼、達磨(だるま)など奇怪な面をつけた奏者が、地打ちとともに太鼓を打ち込み、最後は回り打ちで激しさを増します。「序」「破」「急」と呼ぶ三段の緩急をつけた独特のリズムが特徴で、主旋律の合間に打ち手はそれぞれ自由に見栄を切ります。奥能登の祭礼における太鼓打ち芸能の代表的なものとして、石川県無形民俗文化財に指定されています。言い伝えによると、1578(天正5)年、能登に攻め込んできた越後の上杉謙信の軍勢を、名舟の漁師が仮面をつけて陣太鼓を打ち鳴らし上杉勢に攻め入ったことで、上杉勢は思いもよらぬ怪物の夜襲に恐れおののいて退散したと伝えられています。
『公演予定』
県内外のイベント等で公演を開催中!!
タグ
- カテゴリー
- #祭り・伝統行事
基本情報
- 所在地
- 石川県輪島市
- お問い合わせ先
- 御陣乗太鼓保存会事務局
- 電話番号
- 0768-34-8282
- FAX番号
- 0768-34-1280
- 関連リンク
- 御陣乗太鼓保存会HP
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。