九谷磁器窯跡
九谷焼が初めて作られた場所
石川県を代表する焼き物「九谷焼」が初めて作られた場所です。日本最初期における磁器生産の様相を知りうる遺跡として、1979(昭和54)年に国史跡の指定を受けました。
江戸時代前期に九谷第1・2号窯が、江戸時代後期にはこれを再興して吉田屋窯が築かれ、数多くの陶磁器が生産されたと言われています。
1965(昭和40)年には3基の窯跡の発掘調査が実施され、その規模や構造が明らかとなりました。
このほか、江戸時代前期の遺構として、上絵付けを施すための窯である「絵付窯跡」や、絵付けのための顔料精製の痕跡を示す「朱田(しゅだ)」が、江戸時代後期の遺構として、粘土生地精製のための施設である「水簸(すいひ)遺構」や工房建物跡が確認されています。
さらに戦国時代の遺構群も確認されており、山中漆器のルーツといわれる「木地工房跡」や、小川を利用した水洗トイレの遺構も存在します。
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- #伝統工芸好き必見のスポット
基本情報
- 所在地
- 〒922-0136 石川県加賀市山中温泉九谷町
- お問い合わせ先
- 加賀市教育委員会文化課
- 電話番号
- 0761-72-7888
- FAX番号
- 0761-72-4824
- 営業時間/期間
- 冬季は見学困難(積雪のため)
- 休業日
- なし
- 料金
- 無料
- アクセス(車)
- 加賀温泉駅または大聖寺駅より、車で約40分
- 駐車場
- あり
- 所要時間
- 30~40分
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。