御仏供スギ
「さかさ杉」の異名を持つ神秘的な巨木
「吉野工芸の里」にある、国指定天然記念物で日本の名木百選にも選ばれている大きな杉の木。
杉の木には見えないくらい、何本もの枝を広げた神秘的な姿をしています。
樹齢は約700年。白山市吉野の山中に祇陀寺を開いた大智禅師がこの地を去る時(西暦1334年)に、杉の小枝をさかさに地面に挿したのが今の御物供杉であるといわれ「さかさ杉」とも呼ばれています。仏前に供えるご飯「御仏供(おぼく)様」に姿が似ていることから名前がついたといわれています。
※「御仏供様(おぶくさま)」の「おぶく」が「おぼく」と訛り、さらに「おぼけ」へと変化したものと考えられています。
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