とら屋陶器店(ことらや)
とら歳生まれの初代が九谷焼の卸しを開業したのが昭和7年(1932年)。次の2代目が小売業を始め、そして3代目は作家となった。そう、現当主の打田幸生さんは、とら屋陶器店の店主であり、九谷焼の日展作家でもあるのだ。
「こまつ町屋」に認定されている店舗の1階には、その打田さんの作品をはじめ、器や小物など普段使いの九谷焼がセンスよく並んでいる。
時間が許せばぜひ、2階も見せてもらおう。昭和7年(1932年)の小松大火の後に建てられた町屋の姿を見ることができる。加賀独特の朱色の壁の座敷や、昭和モダンな感じの洋室、当時の九谷焼作家たちの書を貼った屏風、大火を免れた富士山のふすま等々……。1階の器や和小物と合わせて、貴重なお土産話を持ち帰ることができるだろう。
毎年5月中旬に開催される「お旅まつり」期間中には2階の大広間においてお茶会を行っている。また、予約をすれば絵付け体験もできる。
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基本情報
- 所在地
- 〒923-0923 石川県小松市東町12
- 電話番号
- 0761-22-0423
- FAX番号
- 0761-22-0692
- 営業時間/期間
- 9:00~18:00
- 休業日
- 水曜日
- 料金
- 3,000円程度
- アクセス(公共)
- JR小松駅から徒歩約5分
- 所要時間
- 30~60分
- 体験内容
- 絵付け体験(小皿・カップ他)
- 受入人数
- 1回につき6名まで
- 備考
- 要予約
(0761-22-0423)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。