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明治以降、九谷焼上絵技巧の数々が営まれる石川県小松市高堂にあって、金彩技術を得意とする錦山窯（1906－）。

若くして三代を継いだ吉田美統（1932－）は、陶芸における加飾技法として「釉裏金彩」を完成させました。
2001年重要無形文化財「釉裏金彩」保持者に認定。2023年、小松市名誉市民章。ユネスコ無形文化遺産に技法が登録される縁付金箔も、その玄妙な表現の源泉となっています。箔の濃淡と造形に金彩技術を加えるなど、幾重もの技が紡いだ釉裏金彩の幽玄なる景色を、写真家織作峰子の箔フォトグラフィ®によるポートレートとともにご堪能下さい。 

《関連イベント》

◎企画展「町家にたたずむ　　　　」

　金彩・金箔による工芸作品を昭和初期建造の町家に展示。ときの移ろいとともに。光と金彩の輪舞。

会　期：2024年10月19日(土)～12月8日(日)

会　場：小松市立錦窯展示館（小松市大文字町95番地1）

主　催：小松市立錦窯展示館

◎談×金「景色を語る」

　織作峰子（写真家）×吉田幸央（陶芸家：錦山窯四代）

日　時：2024年11月23日（土祝）10:30～12:00

会　場：絵本館ホール（小松市京町19番地5）

定　員：30名（先着）

参加費：1,000円、高校生以下無料

申込先：こまつ電子申請サービスからお申込みください。（9月15日～受付開始※定員になり次第締切）

◎茶×金　コレカラ茶会

　～作品と遺産を後世に伝えることは、アーティストへの最高の賛辞である～

　釉裏金彩の技法を知るワークショップと、吉田美統が制作した茶器でお茶をお楽しみいただきます。

（ディレクション：MARTA GRESPAN　協力：錦山窯）

日　時：2024年11月24日(日)　①10:00～11:30　②14:00～15:30

会　場：仙叟屋敷ならびに玄庵（小松市丸の内公園町19番地　芦城公園内）

定　員：各回15名（先着順）※4歳以上

参加費：1,000円

申込先：こまつ電子申請サービスからお申込みください。（9月15日～受付開始）

《主　催》小松市立博物館、小松市立本陣記念美術館

《協　力》織作峰子（写真家）／錦山窯