氷室開き
江戸時代加賀藩が徳川家に氷を献上していたことに由来する伝統行事
江戸時代には氷は非常に貴重であったため、冬になると「氷室」と呼ばれる貯蔵庫(氷室小屋)に雪を詰め、保管していました。そして、旧暦6月1日を「氷室の朔日」と呼び、保管していた雪氷を切り出して、徳川家に氷を献上していました。
これを再現した催しを「氷室開き」として、毎年6月30日に湯涌温泉にて行っています。氷室小屋で仏事の後、切出された雪氷を薬師寺へ奉納します。
その他「氷室まんじゅう」の販売等もあります。
また毎年1月末には雪を氷室小屋に詰める「氷室の仕込み初め」も開催されます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「氷室酒」のふるまい・「氷室そうめん」の販売は行いません。また、「湯涌氷室まんじゅう」の販売は、お持ち帰り用のみとなります。
タグ
基本情報
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。