金沢発!能登ゴールデンドライブルート
ひがし茶屋街⇨大本山總持寺祖院
内灘砂丘や千里浜なぎさドライブウェイが象徴する砂浜が描く海と、荒波が造り上げた奇岩が織り成す海に出会いながら、ひたすら海沿いの道を走り続ける能登ゴールデンドライブルート。絶景の途中にある気多大社や妙成寺、大本山總持寺祖院などの能登文化の奥深さも感じながら、輪島岬の突端の鴨ヶ浦まで足を伸ばそう。
- 所要時間
- 1日コース
- 主な交通手段
- 車
このコースでめぐるエリア
ひがし茶屋街
城下町金沢を満喫するならここ!素敵なカフェやショップがずらり。
金沢を代表する観光地の一つ「ひがし茶屋街」。美しい出格子と石畳が続く古い街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
和菓子、伝統工芸品、雑貨などを扱うお店やカフェが充実しており、風情ある街並みの中でショッピングや食事を楽しむことができます。昔ながらの茶屋街には和装がぴったり、着物のレンタルを利用して街歩きを楽しむのも素敵です。
江戸時代そのままの建物が残る、国指定重要文化財の「志摩」では昔ながらのお茶屋を見学でき、当時の三味線なども展示されています。庭を眺めながらお抹茶をいただくこともできます。
金沢で一番大きいお茶屋建築の「懐華樓」は、現在も一見さんお断りで「一客一亭」のお座敷があげられていますが、昼は一般にも公開されており、金箔で織られた畳の茶室や輪島塗の階段、加賀友禅などを鑑賞できます。お茶屋遊びが体験できる「艶遊会」が開催される日も。1階には金箔を一枚使った黄金くずきりなどの甘味を楽しめるカフェやオリジナル商品を販売するショップ「蔵」も併設しています。
- 住所
- 金沢市東山
- 電話番号
- 076-232-5555
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
千里浜なぎさドライブウェイ
波打ち際をドライブ、ここでしか味わえない爽快感!
【千里浜なぎさドライブウェイ通行情報】こちら→「石川みち情報ネット」
千里浜なぎさドライブウェイは、安全に走行できない(波が高いなど)と判断された場合に、石川県(管理者)が通行規制を行い、車で走行することができません。
現在の規制状況を確認したい場合は、「石川みち情報ネット」ページ左上の【観光道路情報】欄に下記のような表示がありますので確認してみてください。
「千里浜なぎさドライブウェイ」規制なし→◎通行可能です。
「千里浜なぎさドライブウェイ」規制あり→×通行出来ません。
国内唯一、世界でも珍しい波打ち際を自動車で走ることができる千里浜なぎさドライブウェイ。その秘密は砂の粒子が細かく、適度に湿っており、締め固まっているからです。
青空の下、打ち寄せる波のすぐ横を颯爽とドライブ。映画のワンシーンのような光景を実現できる貴重な海岸です。
車は4WDでなくてももちろんOK!ノーマルタイヤで走れるので、マイカーでもレンタカーでも気軽に走行できます。旅の記念に砂浜で車と海を背景にした写真撮影を!
昼間は波打ち際に車を止めて、水遊びやバーベキューを楽しむこともできます。夕方、水平線に沈む夕日をゆっくりと眺めるのも素敵な時間の過ごし方。
特におすすめなのは静かに景色を堪能できる夜明け前。運が良ければ、朝もやを見られることもあります。人も少ない時間帯なので神秘的な風景を独り占めできるかもしれません。
晴れた日は潮風を感じながらバイクや自転車で走ってみてはいかがですか?砂浜にとめるのは少し工夫とコツが必要ですが、浜辺を走る爽快感は一度試してみる価値あり!千里浜レストハウスでレンタサイクルを利用できます。
- 住所
- 羽咋市千里浜町~宝達志水町今浜
- 電話番号
- 0767-22-1225
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
能登國一宮 氣多大社
斧入らぬみやしろの森
その中でも、加賀藩が保護した社叢には奥宮があり、普段は宮司以外は立ち入り禁止とされ、奥宮での神事がある際に神官が森の中に入るときには目かくしをして通行しなければらないといわれ、「入らずの森」として聖域となっています。
※「斧入らぬみやしろの森」とは。
昭和58年5月、昭和天皇が行幸された際にこの「入らずの森」にお踏み入りになり『斧入らぬみやしろの森めづらかにからたちばなの生ふるを見たり』と御製をお詠みなられました。
現在では、気多大社の名から「氣」が多く集まる神社と言われており、また、気多大社の御祭神である大己貴命(おおなむちのみこと)は出雲大社では大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)といわれる縁結びの神様であることから、縁結びスポットとしても有名となっており、全国から多くの人が訪れる場所となっています。
- 住所
- 羽咋市寺家町ク1
- 電話番号
- 0767-22-0602
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
本山妙成寺
北陸における日蓮宗の本山です。1294(永仁2)年、日蓮聖人の弟子日像聖人が師命により妙法を京都に広めようと、佐渡から都上がりの途中、船中で能登石動山天平座主の満蔵法印(日乗聖人)を教化改宗し、一寺を建立したのが妙成寺の始めです。
重要文化財の十棟は、加賀藩前田家初代から五代にわたって造営されたもので、特に三代利常は生母寿福院の菩堤(ぼだい)所として本堂、祖師堂、五重塔等を造立しました。前田家御用大工の坂上又三郎が親子三代にわたって腕前を披露し、桃山時代の雄渾華麗な面を遺憾なく発揮しているといわれています。
また、庭園は書院に隣する祖師堂との境界にある山畔を利用した池泉観賞式であるが、庭園に向かって左手に集団式鶴亀兼用の枯山水があることから池泉と枯山水併用の庭園と見ることが出来ます。
- 住所
- 羽咋市滝谷町ヨ-1
- 電話番号
- 0767-27-1226
- 営業時間
- 8時00分~17時00分(11月~3月は8時00分~16時30分)
- 休業日
- 年中無休
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
旧福浦灯台
日本最古の木造灯台
日和山と呼ばれる断崖の上にある、日本で最も古いとされる木造灯台です。1608(慶長13)年、福浦の日野資信(すけのぶ)がこの地で篝火(かがりび)をたき、夜の暗い海を航行する舟を導いたことが「灯台」の始まりといわれています。
現在の灯台は、1876(明治9)年にかつての形状を残したまま建造され、新灯台が設置されるまでの76年にわたり、沖を行く舟にその位置を知らせてきました。
付近の坂道には石畳が敷かれ、昔ながらの漁港風情が残っています。灯台から見渡す海は絶景。
2012年には映画「リトル・マエストラ」のロケ地にもなりました。
夏期、冬期にはライトアップも開催しています。
- 住所
- 羽咋郡志賀町福浦港
- 電話番号
- 0767-32-1111
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
巌門
日本海の荒波が生んだ景観
- 住所
- 羽咋郡志賀町富来牛下巌門
- 電話番号
- 0767-42-0355
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
増穂浦海岸
まるでワイキキビーチ?!
延長4キロの白砂青松の浜辺です。和歌山県の和歌浦、神奈川県の由比ヶ浜と並び、日本小貝3名所の1つといわれています。
11月から3月にかけて、浜には「貝寄せの風」が吹き、サクラ貝をはじめ、ニシキ貝、ワスレ貝、マクラ貝などの「三十六歌仙貝」が流れ着き、貝細工に利用されています。
海岸には、かつてギネスブックにも掲載されたことがある、全長約460メートルの「世界一長いベンチ」があります。
- 住所
- 羽咋郡志賀町相神イ3番1
- 電話番号
- 0767-32-1111
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
ヤセの断崖
スリル満点、名作の舞台
松本清張の名作「ゼロの焦点」の舞台となった断崖絶壁です。
1961(昭和36)年、2009(平成21)年公開された映画の撮影地で、能登金剛の中でも人気のスポットです。
その昔、周辺の土地がやせていたことや、断崖に立つと身が「やせる」思いがすることから、「ヤセ」の名がついたと言われています。高さ35メートルの崖から一望する日本海は、一見の価値あり。
断崖に沿って設けられた遊歩道は、「義経の舟隠し」にもつながっており、自然を楽しみながら散策することができます。
- 住所
- 羽咋郡志賀町笹波
- 電話番号
- 0767-32-1111
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
道の駅 赤神
目の前は日本海、夕日が美しい
禅の里・門前で「じんのびぃ」っとしまっし。日本海の水平線に沈む、あかね色の夕日はまさに絶景です。
近くには、大本山總持寺祖院や泣き砂の浜もあります。
手作りみそをはじめ地元特産品がずらりと並び、猿山岬灯台のランプが展示されているのは必見です。
- 住所
- 輪島市門前町赤神壱-110
- 電話番号
- 0768-45-1001
- 営業時間
- 9:00~17:00(冬季、時間変更有り)
- 休業日
- 毎週火曜日、年末年始(12/29~1/3)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
輪島市 天領黒島地区
黒瓦の屋根が美しい、重要伝統的建造物群保存地区
黒島地区は、日本海航路による海運業の発展の中で北前船の船主および船員(船頭や水主)の居住地として栄え、江戸後期から明治中期にかけて全盛を極めた集落です。能登半島・輪島市の西南に位置し、海岸段丘上に細長く形成されています。2009(平成21)年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
県指定文化財「旧角海家住宅」と「天領北前船資料館」が見どころです。
>>【関連記事】能登半島でアートイベント開催!黒島・福浦アートプロジェクトについてご紹介♪
- 住所
- 輪島市門前町黒島町
- 電話番号
- 0768-22-7666
- 営業時間
- 【旧角海家住宅】9:00~17:00(入館は16:30)
【天領北前船資料館】9:00~16:00 - 休業日
- 【旧角海家住宅】月曜(祝日の場合は翌日休)・12月29日~1月3日
【天領北前船資料館】月曜(祝日の場合は翌日休)・12月29日~1月3日
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大本山總持寺祖院
禅の教えを今に伝える曹洞宗の古刹
曹洞宗の大本山として瑩山紹瑾禅師により、1321(元亨元)年に創建されました。1898(明治31)年の大火で境内は焼失し、本山は1910(明治43)年、神奈川県横浜市鶴見に移り祖院となりました。その後の再建で山門、仏殿などがよみがえり、消失を免れた建物とともに、根本道場の威厳を伝え、今も総ケヤキ造りの風格ある山門や仏殿、法堂などが残っています。2021年開創700年を迎え、2022年も引き続き「延年の章」として各イベントを開催予定です。
- 住所
- 輪島市門前町門前1-18甲
- 電話番号
- 0768-42-0005
- 営業時間
- 8:00~17:00
- 休業日
- 年中無休
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
鴨ヶ浦散歩道
海蝕作用でできた白い岩礁が広がる
東西400メートル、南北150メートルにわたる海蝕作用でできた白っぽい岩礁が広がる、海岸沿いを1周するコースは磯遊びや釣りに最適です。
冬に訪れると真綿のように乱舞する「波の花」も楽しめます。夜間はライトアップもしており幻想的な雰囲気を楽しめます。
付近には岩礁を縦25m、横13mに掘った塩水プールがある。元々は魚を鑑賞するために掘られた水槽で、戦後地元の水泳協会が寄付を集め、水泳用の練習プールになった。
- 住所
- 輪島市輪島崎町鴨ヶ浦
- 電話番号
- 0768-23-1146
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。