金沢3時間+加賀の名所めぐり 1泊2日
加賀温泉郷に泊まり、金沢と加賀の代表的なスポットをひとめぐりします。
加賀周遊バス「キャンバス」を利用します。
キャンバスは、加賀温泉駅から山代温泉・片山津温泉。山中温泉をはじめ、加賀の見どころを周遊する便利なバスです。
- 所要時間
- 1泊2日コース
- 主な交通手段
- 電車、バス
このコースでめぐるエリア
北鉄バス「金沢駅」乗車→約15分→「兼六園下・金沢城」下車
兼六園(国指定特別名勝)
日本三名園の一つ、四季が織りなす多彩な表情
春のサクラ、初夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りと、四季折々の美しさが訪れる人を魅了する兼六園。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(ミシュラン観光版)で最高ランクの3つ星を獲得したことで、海外からの観光客にも人気のスポットです。「金沢の兼六園・水戸の偕楽園・岡山の後楽園」が日本三名園と称され、国の特別名勝に指定されています。
静かに散策を楽しみたいなら、早朝か夜間に訪れるのがおすすめ。夜に定期的に行われるライトアップは園内を幻想的な空間に演出します。
敷地は約11.4万平方メートルと広大なため、漫然と歩くよりもガイドツアーに参加した方が、見どころを逃しません。当日受付もできますが、事前予約しておけばより確実です。「徽軫灯籠」「唐崎松」「雁行橋」「霞ヶ池」「時雨亭」「夕顔亭」…まだまだある見どころを効率よくめぐることができ、歴史やいわれを知ることで兼六園の魅力が格段にアップします。
着物レンタルも充実している金沢で、日本庭園を背景に記念撮影をしてみてはいかがですか?隣接する金沢城も、兼六園同様、日本情緒たっぷりでフォトジェニックです。
(関連記事)兼六園の見どころや見頃などを開設!
- 住所
- 金沢市兼六町1
- 電話番号
- 076-234-3800
- 営業時間
- 7時00分~18時00分(3月1日~10月15日)、8時00分~17時00分(10月16日~2月末日)
※時雨亭:9時00分~16時30分(最終入亭16時00分、12月29日~1月3日は休亭) - 休業日
- 年中無休(※時雨亭除く)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
金沢城公園
加賀百万石前田家の居城。歴史に思いを馳せながらのんびり散歩
国の史跡に指定され兼六園と並び石川県を代表する景観が広がる金沢城公園。
公園のシンボルともいえる「菱櫓」「五十間長屋」「橋爪門続櫓」。外観の素晴らしさはもちろんのこと、昔ながらの製法を忠実に再現した内部も必見です!
その他のエリアは入園無料。広々としてきれいに整備されている公園なので、気軽にのんびりお散歩ができます。休憩所にあるカフェでお城を眺めながらお茶をするのも素敵な時間の過ごし方。より本格的な雰囲気を味わいたいなら「玉泉院丸庭園」へ。「玉泉庵」では抹茶と季節ごとのオリジナル生菓子で呈茶を行っています。
新たに再建された「河北門」「いもり堀」「橋爪門」、国の重要文化財に指定されいる「石川門」「三十間長屋」「鶴丸倉庫」など園内は見どころがいっぱい!バラエティに富んだ石垣を巡るのも楽しみ方の一つです。
天守があった場所は、現在森となっています。建物だけではなく、豊富な動植物を見られるのもこの公園の特徴です。
「君は放課後インソムニア」とコラボしました!特集はこちら!
- 住所
- 金沢市丸の内1-1
- 電話番号
- 076-234-3800
- 営業時間
- ●3月1日~9月27日 7:00~18:00(退園時間)
●9月28日 7:00~17:00(退園時間)
●9月29日 7:00~18:00(退園時間)
●9月30日~10月15日 7:00~17:00(退園時間)
●10月16日~2月末日 8:00~17:00(退園時間)
●21時までライトアップ(夜間開園)を開催 (入園口:石川門口、鼠多門口、玉泉院丸口)
2023.4.1~9.29 夜間開園
2023.9.30~11.26 チームラボ金沢城光の祭
●外周部の石垣ライトアップは毎日22時まで
※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門:9時00分~16時30分(最終入館16時)
※河北門・鼠多門(無料):9時00分~16時30分(最終入館16時)
※玉泉庵:9時00分~16時30分(最終入亭16時、12月29日~1月3日は休亭)
金沢城公園のライトアップ実施日については下記の関連リンクをご覧ください
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
または
ひがし茶屋街
城下町金沢を満喫するならここ!素敵なカフェやショップがずらり。
金沢を代表する観光地の一つ「ひがし茶屋街」。美しい出格子と石畳が続く古い街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
和菓子、伝統工芸品、雑貨などを扱うお店やカフェが充実しており、風情ある街並みの中でショッピングや食事を楽しむことができます。昔ながらの茶屋街には和装がぴったり、着物のレンタルを利用して街歩きを楽しむのも素敵です。
江戸時代そのままの建物が残る、国指定重要文化財の「志摩」では昔ながらのお茶屋を見学でき、当時の三味線なども展示されています。庭を眺めながらお抹茶をいただくこともできます。
金沢で一番大きいお茶屋建築の「懐華樓」は、現在も一見さんお断りで「一客一亭」のお座敷があげられていますが、昼は一般にも公開されており、金箔で織られた畳の茶室や輪島塗の階段、加賀友禅などを鑑賞できます。お茶屋遊びが体験できる「艶遊会」が開催される日も。1階には金箔を一枚使った黄金くずきりなどの甘味を楽しめるカフェやオリジナル商品を販売するショップ「蔵」も併設しています。
- 住所
- 金沢市東山
- 電話番号
- 076-232-5555
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
または
近江町市場
人でにぎわう市場は金沢市民の台所
古くより繁華街として栄えた武蔵ヶ辻にある近江町市場は、1721年から加賀藩前田家の御膳所として、また市民の台所としてもにぎわい、約300年間、金沢の人々の生活を支えてきました。
狭い小路を挟んで並ぶ約170店の店先で、日本海の新鮮な魚介や地元産の野菜、果物を中心に、漬け物、菓子類、生花、衣類など、さまざまな商品が威勢の良いやりとりの中で売り買いされ、市場はいつも活気に満ち溢れています。
新鮮な魚介類やコロッケをはじめとする揚げ物など、店頭ですぐに食べることができるお店もあります。海鮮丼などの人気のお店は行列ができることも。早い時間に行くのがおすすめです。
市場の一角にある「近江町いちば館」は1階の青果や鮮魚、2階の飲食店街をはじめドラッグストアや日用品まで揃う複合施設で、「金沢市近江町交流プラザ」なども入っています。
金沢市民の台所で地元の人との交流を楽しんでみてはいかがですか?
- 住所
- 金沢市上近江町50
- 電話番号
- 076-231-1462
- 営業時間
- 店舗によって異なる(物販の店は概ね9時~17時、飲食店は概ね11時~17時の営業が多いが、飲食店では早朝7時から営業する店や21時頃まで営業する店もある)
- 休業日
- 店舗により異なる(中央市場休市の水曜日と日曜日に休む店が一部ある)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
北前船の里資料館
日本遺産「北前船」の歴史や文化を学ぶ
日本海のロマン漂う船主の邸です。藩政期から明治中期頃まで瀬戸内、日本海、北海道を舞台に活躍した「北前船」に関するさまざまな資料を展示公開しています。
館内には航海用具や船箪笥、20分の1の船模型をはじめ、多くの資料が展示されています。
建物は橋立の北前船主・酒谷長兵衛が1877(明治10)年に建てたもので、最高級の建材を使った建物から、船主の豪勢な暮らしぶりをうかがい知ることができます。
2017年4月には、「北前船」をテーマとしたストーリー「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」が日本遺産に認定されました。
- 住所
- 加賀市橋立町イ乙1-1
- 電話番号
- 0761-75-1250
- 営業時間
- 9時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
- 休業日
- 年中無休
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
片山津温泉
霊峰白山の姿を湖面に映す柴山潟の湖畔にある風光明媚な湯の町・片山津
片山津温泉は、霊峰白山を望む柴山潟の湖底から湧き出る温泉で、明治時代に行われた柴山潟の干拓によって誕生した温泉街です。
温泉街の魅力は、晴れた風のない日には遠くに望む霊峰白山が湖面に映りこみ、夏は毎夜納涼花火大会が催され、冬にはシベリアから渡り鳥が訪れ羽を休める姿がみられるなど、四季折々の湖畔の景観。
この景観を気軽に体験できるのが、世界的建築家谷口吉生氏の設計で誕生した「加賀片山津温泉総湯」。
総湯では、窓から前面に広がる柴山潟の水面と浴槽の水が連続し、あたかも潟に浸っているような幻想的な感覚を楽しめる「潟の湯」と窓からは樹木に囲まれた緑豊かな景色による季節の移ろいの中、安らぎと癒しを感じることができる「森の湯」の二つを楽しむことができます(男女は毎日入れ替わります)。
お湯を楽しんだ後は、総湯2階にある地元食材を用いたカフェメニューやスイーツが楽しめる「片山津温泉まちカフェ」でゆっくりするもよし、湖畔を散策しながら日に7回色を変える柴山潟の景色を眺めるもよし。
楽しみ方は人それぞれ。お湯と景色に癒されに来ませんか?
- 住所
- 加賀市片山津温泉
- 電話番号
- 0761-74-1123
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
2日目スタート。
北鉄加賀バス「片山津温泉」乗車→約30分→「加賀温泉駅」下車
→ 加賀周遊バス キャンバス山まわり線で約20分→「万松園通・魯山人寓居跡いろは草庵」下車
※山中温泉経由の場合は約43分
魯山人寓居跡いろは草庵
北大路魯山人滞在の吉野屋別荘
大正4年10月、北大路魯山人(当時は福田大観)は金沢の文人・細野燕台の紹介で老舗旅館吉野屋、九谷焼須田菁華の刻字看板を彫るため山代温泉を訪れ、吉野屋の別荘を仕事場として数か月滞在しました。
その間、菁華窯で初めて作陶に接し、また北陸の美味に触れ、山代温泉の旦那衆と交流、美食家としての第1歩を踏み出しました。
その別荘が「いろは草庵」で、魯山人が滞在した当時そのままに残されています。
>>”北大路魯山人”ゆかりの地を訪ねるガイドツアー(絵付体験付)はこちら
- 住所
- 加賀市山代温泉18-5
- 電話番号
- 0761-77-7111
- 営業時間
- 9時00~17時00(入館は16時30分まで)
- 休業日
- 水曜日(祝日を除く)年末年始はお問い合わせください
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
山代温泉 古総湯
明治時代の総湯を復元
明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく、当時の入浴方法も再現し、入浴しながら温泉の歴史や文化を味わうことができます。
浴室は、地元作家が一枚一枚手描きで製作した、床・壁の九谷焼のタイルの絵柄も楽しく、ステンドグラスからは、赤・青・黄色などの色鮮やかな光が差し込む中で、源泉かけ流しの良質な湯に浸かり、昔日の雰囲気をお楽しみいただけます。
湯上り後には、2階の畳敷きの休憩所で、景色を眺めながら休むこともできます。
湯の曲輪(ゆのがわ)は、共同浴場を中心とした温泉街形成の基本が踏襲されており、日本の温泉地の原風景の街並みが楽しめます。
- 住所
- 加賀市山代温泉18-128
- 電話番号
- 0761-76-0144
- 営業時間
- 6時00分~22時00分(第4水曜日は12時00分~22時00分)(総湯売店:9時00分~17時00分)
- 休業日
- 第4水曜午前中(正午から通常営業)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
那谷寺
雄大な自然に包まれて新しい自分に生まれ変わる
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星の認定を受けた那谷寺。境内には国の指定名勝で山水画のような「奇岩遊仙境」をはじめ、「本堂」、「三重塔」、「護摩堂」、「鐘楼」、「書院」および「庫裡庭園」といった重要文化財があり、見ごたえがあります。那谷寺は「白山」を崇拝し、自然に敬意をはらう「自然智」の教えを今に伝える白山振興の寺です。717年に泰澄によって開創されました。中世末期の一向一揆ですっかり荒廃してしまいましたが、江戸時代に加賀藩3代藩主前田利常が復興しました。
- 住所
- 小松市那谷町ユ122
- 電話番号
- 0761-65-2111
- 営業時間
- 9:15~16:00
- 休業日
- なし
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
北鉄加賀バス 粟津線「那谷寺」乗車→約42分→「小松駅」下車→徒歩約3分
サイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館
行こう!寄ってみよう、科学館。
「科学とひとづくり」の一大交流拠点として、未来の創造力を育むステージとして科学の楽しさや驚き、魅力にあふれているサイエンスヒルズこまつ。
この丘には、みんなで科学を遊び、ものづくりが好きになる「ひととものづくり科学館」があります。
さあ、好奇心を全開にして思いのまま科学を遊んでください。
館内はバリアフリー対応で、駐車場からスロープを通って館内へ入ることができるので車イスでも安心です。
- 住所
- 小松市こまつの杜2
- 電話番号
- 0761-22-8610
- 営業時間
- 4/1~9/30 9:30-18:00(有料観覧受付は17:00まで)
10/1~3/31 9:30-17:00(有料観覧受付は16:30まで) - 休業日
- 月曜(祝日の場合翌日、GW・夏休みは除く。他メンテナンスのため休館日あり)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
こまつの杜
超大型油圧ショベルの追加展示や施設の機能拡張で、わくわくするエリアにパワーアップ!
“地域とともに子供たちを育む場”として2011年に誕生し、2021年のコマツ創立100周年を機にリニューアルしました。
新たに、超大型油圧ショベルPC4000が仲間入り!新しい体験エリアも増え、パワーアップした『こまつの杜』でわくわくドキドキを体験してみよう!
こちらもチェック!
【特集】「こまつの杜」は世界のコマツの歴史や建設機械の仕組みを楽しみながら学べる、体験型複合施設です!!
- 住所
- 小松市こまつの杜1
- 電話番号
- 0761-24-2154
- 営業時間
- 《げんき里山》 9:00~17:00
《わくわくコマツ未来館・キッズ館・歴史館》 9:00~16:30※入館は16:00まで - 休業日
- 《げんき里山》 年末年始
《わくわくコマツ未来館・キッズ館・歴史館》 日曜・月曜、第5土曜日(祝日はホームページで確認)
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
JR金沢駅 (鼓門・もてなしドーム)
旅のはじまりは日本が世界に誇る美しい駅から
金沢の玄関口である金沢駅はフォトジェニックなスポットがいっぱい!到着したらカメラのご準備を。訪れる人に差し出す雨傘をイメージし、おもてなしの心を表わしたガラスの建造物「もてなしドーム」、さらにその正面には金沢の新たなシンボルとなった「鼓門」が構えます。
近代的なデザインのもてなしドームは昼には降り注ぐ日の光とともに、夜にはライトアップされた姿で人々を魅了します。「鼓門」のモチーフとなったのは金沢で昔から盛んだった能の鼓。プロジェクションマッピングが行われることもあります。
こうした魅力から金沢駅はアメリカの旅行雑誌『トラベル&レジャー』web版にて「世界で最も美しい駅」の一つに選ばれました。
新幹線ホームの柱には最高級の金箔が、通路には加賀友禅や和紙の柱を見ることができます。他にも九谷焼、輪島塗、山中漆器など加賀百万石の伝統工芸が駅のいたるところに。美術館のような楽しみ方ができるのも金沢駅の魅力です。
レストランやカフェ、おみやげ屋さんなどがある駅ビル金沢百番街はとても便利!お菓子から伝統工芸品まで豊富な品ぞろえで、電車や新幹線の待ち時間を利用して食事や買い物ができます。
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1番1号
- 電話番号
- 076-232-5555
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。