自然豊かな鶴来エリアの遊び場へ☆親子で楽しむ思い出作り|石川県白山市

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ほっと石川旅ねっと体験ライターのユキミチです。

今回は、親子で楽しめる金沢市のお隣・白山市鶴来エリアの体験スポットをご紹介します。

まだまだ元気な祖母も一緒に、親子4世代で巡ってきました♪

自然豊かな鶴来エリアの遊び場へ☆親子で楽しむ思い出作り|石川県白山市

懐かしさ感じる、手作りそろばん体験

まず最初に向かったのは、霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮である『白山比咩(ひめ)神社』のすぐ近くの閑静な住宅地の一角にある『そろばんビレッジ白山』。
小学生だった頃を思い出すような、どこか懐かしいそろばんが作れる体験スポットです。
お店に到着すると、小さな可愛い看板を見つけた子ども達が「ここだね!」と笑顔でピース☆

一軒家のドアを開くと、店主の半田さんが優しく出迎えてくれました。
明るい陽射しの差し込む店内には、大きな作業テーブル1台と、
それを囲むように鶴来をイメージして選んだという可愛い雑貨が並んでいます。

テーブルの上いっぱいに、そろばん作りの材料と道具が並びます。
この材料は、小学校で使用するそろばんと同じ規格のものを兵庫県から取り寄せているそうです。
子ども達は「玉の色をいっぱい選びたい!」ということで、一番大きい15桁のそろばん作りに挑戦です。

まずは、そろばんの玉を通す軸となる「桁(けた)」をトンカチを使って順番に打っていきます。
大人の手を借りながらも意外に上手だった次男の姿に驚きました(笑)
これらの組み立ては、そろばん職人が手作りしている工程と同じみたいですよ。

次は、1番楽しみにしていた玉の配色選びです。
11色から好きな色の玉を通していくのですが、子ども達の性格の違いがはっきり出ました。
長男は左右対称の配色にこだわる几帳面さ、次男は直感まかせの仕上がりに(笑)

最後に外枠をネジでがっちり固定したら完成です!
しかし、最後のネジが固くて回せない祖母。
長男がそれを見て「ばあちゃん、ここを持ってて」と一生懸命に手伝っている姿に、
温かい気持ちになれる場面も♪

子ども達は最後まで集中していたおかげで、あっという間の30分で完成。
半田さんの話では「意外と大人のほうが、玉の配色にこだわりすぎてしまい、
1時間以上かかるケースもありますよ~」とのこと。
この話には思わず納得でした(笑)

習い事としても人気のそろばんを手作り出来るワークショップ。

どの世代でも楽しめて思い出に残る体験スポットでした!

この次男のポーズ、私も昔、同じことしてたなぁ(笑)

基本情報

BioraHouseそろばんビレッジ白山

住所:石川県白山市三宮町二78-2 

電話番号:090-6274-7714 

営業時間:土曜・日曜・祝日10:00~16:00(予約制) 

定休日:月曜~金曜 ※開催は土日祝のみ  

駐車場:あり (詳細は直接お問い合わせ下さい)   《myそろばん作り体験》 

体験料金:そろばん9桁・1,900円~ ※15桁・2,800円 

実施期間:通年 ※1月・2月は天候によって臨時休業あり

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街の人、旅の人が憩う思わず立ち寄りたくなるカフェ

そろばん作りを終えて、ちょっと一息。
鶴来の町中にある緑色のタイルが印象的な『カフェときどきバー・お宿 たけだ』へ。

お店の前には、なんだか見慣れないコビトの姿が…(笑)
気になりながらも、とりあえず店内へ。
「いらっしゃ~い。あらあら、たくさんやねぇ!」と、優しく声をかけてくれた店主のお母さん。
子ども達や祖母がいるのを見て広い座敷席に案内してくれました。とても嬉しい心遣いです。
常連さんと店主さんの笑い声にあふれた店内は、とてもアットホームな雰囲気で、
コーヒーのいい香りにほっと心も落ち着きます。
ナポリタンやホットサンドなど軽食メニューの中から、「ぜんざい」を注文。
厳選した無農薬栽培のお餅と、鳥越産の小豆を使用するなど地元産にこだわっています。
お母さんの茹でる小豆は、甘さ控えめで素材の味が楽しめますよ。
子ども達にも美味しさがわかったみたいで、あっという間に完食でした♪
そして、あの店前にいたコビトが、ちょっと贅沢な金粉つきのソフトクリームで登場です。
名前は「タカラコガネ」といい、出会えると金運パワーがアップするみたいですよ☆

(コビトは鶴来出身の作家の作品「こびとづかん」シリーズより)                    
 
小さなお子様連れや大人数での来店に嬉しい座敷席は、予約もできます。
食事しながらお庭も見えて、ゆったりと休憩することができました。

店主は「もっと鶴来の魅力を知ってもらいたい!」と、自宅で営んでいた理容室をたたみ、民泊もできるカフェへ2020年にリニューアル。そこには「鶴来にきたら観光はもちろん、おいしい食事とお酒も楽しんでほしい!」というお二人の思いが込められています。


日中のホッと一息つきたい時はもちろん、夜の町を楽しみたい時にも、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか♪

基本情報

カフェときどきバー・お宿たけだ

住所:石川県白山市鶴来日詰町力176 

電話番号:076-272-0029 

営業時間:カフェは9:00~17:00、ときどきバーは19:30~23:00(土曜と予約された日に営業、1・2月は予約時のみ営業) 

定休日:水曜・木曜 ※毎月1日・祝日の場合は営業 

駐車場:8台

日本海側最大級!見て知り学ぶ、石川県ふれあい昆虫館

カフェで一息ついた後は、子ども達も楽しみにしていた『石川県ふれあい昆虫館』へ。
昆虫とふれあい楽しく学べる場所として地元の人には身近な昆虫館ですが、
実は国内に20施設ほどしかない貴重な場所。
多いときには1日に2000人もの来場者が訪れる人気スポットです。
まず迎えてくれたのは世界の昆虫たち。
「へぇ~。こんなのおるがけ!」と、初めて来館した祖母は、珍しいカブトムシに驚いていました。

世界各地に生息する昆虫のジオラマ展示、約1500種・3000点の標本、
生きた昆虫を約20種・200匹ほどをウォッチングできますよ。
展示コーナーを抜けると、一番の見所「チョウの園(その)」。
草木に囲まれた温室には、常時1000匹以上のチョウが飛び交い、とても鮮やかな空間です。
館内ですべての蝶を飼育して管理されているそうですよ。

そんな中、なんとかチョウに近づこうと忍び足の長男。見つめる先には…。
花の蜜を吸おうとしているきれいな蝶の姿が♪
チョウの部屋を抜けると、2階のイベントコーナーへ。
季節のイベント「昆虫の武器」が開催されていました。
パネルや動画でスズメバチのハリやカブトムシのツノなどが紹介されており、それぞれの秘密に迫っています。
突然ですが、ゲンゴロウってご存じですか?
普段は見かけないが、なんとなく知っているという方も多いのではないでしょうか。

その中でも世界最大級の大きさを誇る「オウサマゲンゴロウモドキ」。
世界的な絶滅危惧種で採集禁止になっており、日本に生息していないため、
県外からこれを目当てに来られる愛好家も多いとか。
じっと隠れて動かない昆虫とは違い、その活発な泳ぎに「大きい!動いた~!」と子ども達も大興奮です。

国内で展示しているのはわずか3施設のみ。
その中の1つが、なんとこの『石川県ふれあい昆虫館』なのです!

たくさんの昆虫に出会えるふれあい昆虫館!

ぜひお気に入りの昆虫を見つけてみて下さいね♪

基本情報

石川県ふれあい昆虫館

住所:石川県白山市八幡町戌3

電話番号:076-272-3417

営業時間:4月~10月は9:30~17:00

      11月~3月は9:30~16:30

定休日:火曜(祝日の場合は営業、その日以降の最初の平日が休館)、年末年始(12月29日~1月1日)

駐車場:72台

体験料金:入館料一般:410円小・中・高生:200円

昔ながらの街の人の温かさにも触れられる心地よい鶴来エリア。
半日で周れるくらい施設間の移動距離も短く、気軽に足を運べるスポットです。
道中も自然に囲まれ、取材した秋の時期には紅葉の景色も魅力の一つ。
週末のお出かけの参考になれば嬉しいです♪
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