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まず最初に向かったのは、小松市串町の住宅街にある『ひだまり竹工房』です。
少し道に迷いながらもお店に到着すると優しい笑顔で出迎えてくれたのは店主の小澤さん。20年前から趣味で始めた竹細工が話題になり、自宅のガレージを改装して念願の工房が完成しました。
 店内に入ると竹の香りが広がり、棚には手作りの作品がずらりと並んでいます。

竹細工の作品は、擬人化した動物や昆虫をはじめ、昔話が舞台となる作品が展示されています。子ども達は「さるかに合戦のサルがおる！こらしめるお話や～！」と楽しそうに眺めていました。どの作品も細かい部分まで再現されていて、思わず「これ本物？」と驚かされるものばかり！お菓子の柿の種には、思わず二度見しました(笑)小澤さん自身も３人の子を育てあげたということで、子ども心を掴む作品が多い印象です。

竹細工の体験コースは、ストラップ、ブローチ、置物など、８種の作品から好きなものを選びます。子供たちは「無事に帰る・若返る・福返る」といった縁起の良さからカエル作りに決定。まずは表情を見比べながら「どの子にしようかな～？」と顔のパーツなどを選んでいきます。店主さんが丁寧に穴の開け方や接着の仕方を教えてくれて、子供たちも組み立てることに夢中です！

組み立てが終わると、全体にニスを塗り乾燥させて完成です。

子ども達のトイレ休憩や脱走劇もありましたが、1時間ほどで完成です。男の子が好きそうな「斧を持つカエル」です（笑）お家に飾るの楽しみだね♪

お昼に小松中華を楽しみ、午後から向かったのは小松市役所から徒歩圏内にある『空とこども絵本館』です。「0歳からの絵本との出会いを大切に、赤ちゃんが豊かな心と言葉を育んでほしい」という願いが込められた県内初の“絵本図書館”です。

靴を脱いで入館することに「なんか、お家みたい！」と子ども達が嬉しそうです。１階館内は、吹き抜けから入る自然光と明るい木目の色調で、居心地の良い空間が広がります。

館内では「お子さんに声を出して絵本を読む」ということを大切にしています。大きな絵本を畳スペースでゴロゴロしながら読み聞かせていても、職員さんは微笑ましく見守ってくれますよ。小さなお子様連れの家族も過ごしやすいようにミルクや離乳食用の電気ポット、授乳室も完備されているのも嬉しいですね。

館内２階の本棚は、子どもが好きな絵本を探しやすいように作家ごとの配列になっています。季節の絵本コーナもあり、10月はカボチャやお化けの飾り付けが可愛いハロウィーン特集です。天気の良いときはお外のデッキで絵本を広げるのも気持ちが良さそうですよ。約15000冊の絵本を通じて親子の絆を深めることができる特別な絵本館でした♪

絵本館でゆっくり読書を楽しみ次に向かったのは、小松空港近くの『石川県立航空プラザ』です。
航空機のしくみや歴史を「見て、触れて、感じる」ことができる人気施設です。
駐車場から入口に向かう途中に、ヘリコプターを発見すると子ども達が一斉にダッシュ！中へ駆け込み、操縦席で自慢げにパイロットになりきっています(笑）

まずは航空機の歴史や仕組みが学べる「勉強コーナー」へ。モニターやパネルでわかりやすく紹介されており、子ども達も昔の機体を見て「すごーい！コレで飛んでいたの？」と興味津々。
また、１回200円で操縦体験ができるフライトシュミレータも人気ですよね。戦闘機、セスナなどから好きな機体を選び、いざ空の旅へ！のはずが、操縦がシビアで難しい。なんとか離陸できた時は「やったー！！飛んだよ！」と大興奮でした。

次はジェット戦闘機の展示場へ。「機体を実際に触ってみると質感や硬さも違うんですよ。」と案内してくれたのは、パイロット経験のある河端さん。それぞれの機体ごとに、その年代の技術や歴史の背景を感じます。実際にブルーインパルスの操縦席に座わらせてもらうと、コックピット内は窮屈でシートも固い。乗り心地は良いとは言えませんが、操縦かんを握った祖父は「刺激的で良い体験ができた」と子ども以上に喜んでいましたよ(笑）

天気の悪い日はここで決まり！展示場の隣にある大型の屋内遊具広場「ぶーんぶんワールド」。このときを待ってましたと子供の目がキラキラしています（笑）

アスレチックと滑り台が一体となった飛行機型遊具、雲形クッションのトランポリンやキッズスペースもあり、小さなお子様も遊べます。案の定、「まだ帰りたくない～！！」と子供たちは最後まで駄々をこねていました(笑)

今回、小松エリアを巡り、また家族で行きたいね！と感じる素敵な体験ができました。

天気の心配もなく、親子で一緒に遊べる貴重なスポット3選です。週末のお出かけの参考になると嬉しいです♪