金沢で楽しむアートトリップ|インスタで話題の映えスポット巡り

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金沢観光のモデルコースで今注目なのは「アート」!金沢21世紀美術館が有名ですが、現代アートから伝統工芸まで、一緒に回りたいおすすめアートスポットが他にもあるんです。インスタ映えばっちり・子供連れもOK・雨でも観光しやすい!そんなスポットをご紹介しますね!!

金沢で楽しむアートトリップ|インスタで話題の映えスポット巡り

「美」と「工芸」の町、金沢

加賀百万石の町・金沢は、加賀藩前田家のもとで華麗な伝統工芸が花開きました。また近年は現代アートなどの美術館も増えて、伝統美も現代美も愛する町として、日本だけではなく外国からの観光客にも人気です。

今回のアート散策マップ

旅するのは、地元テレビ局の元アナウンサーで石川県が大好きなフリーライター・坂爪奈津子です!おすすめスポットは3つ。公共交通機関を使えばそれぞれ15分ぐらいで移動できます。「行って本当に良かった!みんなにも教えたい!!」と金沢生まれ・金沢育ちの私でも大感激のところばかりですよ♪

  • 自遊花人水引ミュージアム
  • KAMU kanazawa
  • 谷口吉郎・吉生記念金沢建築館

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自遊花人水引ミュージアム

最初に訪れたのは「自遊花人水引ミュージアム」。伝統の水引の新たな可能性を金沢から世界に発信しています。ここでしか見られない水引のランプシェードは200色・200個もあって幻想的な空間が広がっています!!

昔から日本で結婚式などの祝儀袋や贈答品の包み紙に用いられてきた紐の飾りが水引。その新たな美しさに引き込まれます!

ぜひ撮ってほしい!リフレクションショット

ここに来たらぜひ撮って欲しいのが、机に反射させて撮るリフレクションショット。まるで空間全体が水引のランプシェードで埋め尽くされたかのような写真が撮れます♡撮影方法をスタッフの方が丁寧に教えてくれるのも嬉しいポイントです。

お土産もいろいろ!

ミュージアム鑑賞の後は、オリジナルの水引のお土産を選ぶのも楽しみのひとつ♪キーホルダーやネックレス・インテリアグッズなど、どれも1つ1つ手作りされたものです。

旅の思い出に!金沢限定の水引ガチャで運が良ければ⁉

そしてこちらは自遊花人ミュージアム限定の水引ガチャ。中には職人が手掛けた箸置きや1点もののネックレス・イヤリングなどが入っていて、なんとも贅沢♪運が良ければ1万円以上の作品が出てくることもあるそう。これは挑戦するしかな~い!!ちなみにお値段は1回1,500円です。

ドキドキしながら挑戦!出てきたのは・・・、淡いピンク色がとっても上品な水引のネックレス♡私の好みど真ん中・まさかの大当たりに大興奮~!!「自遊花人水引ミュージアム」、色んな楽しみ方ができるので、ぜひ行ってみてくださいね!

料金・アクセス

【入館料】

大人(18歳以上):500円

小学生~高校生:200円


【アクセス】

●電車…JR金沢駅より北陸鉄道バスに乗り換えまたはタクシーでお越しください。

●バス…北陸鉄道「城下まち金沢周遊バス」桜橋停留所から徒歩5分です。

※桜橋停留所は右周りなら9番、左周りなら6番になります。

●車…JR金沢駅から15分

※無料駐車場あり

基本情報

自遊花人水引ミュージアム

住所:石川県金沢市清川町7-9

電話番号:076-244-6441

開館時間:10時~16時

休館日:年末年始・第3金曜日

駐車場:あり

自遊花人水引ミュージアム

Column

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KAMU kanazawa

次にご紹介するアートスポットは「KAMU kanazawa」。石川県金沢市にある私設の現代アート美術館です。作品は全て写真撮影OK!SNSでシェアしたくなる個性豊かなアートに出会えます♪

螺旋階段を思わせるような作品《INFINITE STAIRCASE》

「KAMU kanazawa」の代表的な作品といえばこちら!レアンドロ・エルリッヒの作品《INFINITE STAIRCASE》です。金沢21世紀美術館のアイコン的作品《スイミング・プール》でも有名なエルリッヒの作品で、深淵へと続く螺旋階段の空間に吸い込まれていくような不思議な感覚におちいります。

これ、どうやって撮ったか分かりますか?自撮りをしても・誰かに撮ってもらっても、アートな写真が撮れるのは本当に楽しいですよ~!

会場はあちこちに⁉金沢の街めぐりも一緒に楽しめる美術館

そしてこの美術館にはある注目ポイントが!実は作品や展示室が、街のあちこちに点在しているんです。「KAMU Center」を出発点に、受付でもらえる地図を見ながらアート探しの旅へスタートです!!

地図を見ながらたどりついたのが謎のBAR。空間を埋め尽くす赤い唇の写真はインパクト大!この《Lip Bar》は、写真家・森山大道が手掛けたもので、室内の内側を真っ赤なリップが覆いつくすインスタレーション作品です。

ある施設には、「いつの間にこんな空間ができてたの!?」と地元の私も初めて知った展示スペースが。階段を降りていくとポツンと置かれた作品。上海出身のアーティストである潘逸舟の《ほうれん草たちが日本語で夢を見た日》というサウンドインスタレーションです。 

「次の作品はどこにあるんだろう?」と地図を片手に、ドキドキ・ワクワクしながら金沢の街を冒険しているような気持ちにもなれる「KAMU kanazawa」。この何ともいえない高揚感が本当に楽しくて!金沢中心部の街中アート巡り、おすすめです!!

料金・アクセス

 来館の際は、まずKAMU Centerに行ってチケットを購入してください。KAMU Centerは金沢21世紀美術館に程近い広阪にあります。事前にオンライン予約・購入も可能ですが地図などの受け取りをKAMU Centerでする必要があります。


【入館料】

大人1日券:2,000円

大人2日間券:2,500円

大人3日間券:3,000円


中高生1日券:1,000円

中高生2日間券:1,500円

中高生3日間券:2,500円


子供(小学生以下):無料(オンライン購入の際は「子供無料券」をご予約ください)


* 本チケットは、KAMU Centerをはじめとする各スペースへの共通入館チケットです

* 本チケットで、KAMU Centerをはじめとする各スペースに各チケットの日数期間何回でも入館できます

* 時期によって、一部の会場が休館、または開館時間が短縮の場合があります


【アクセス】(KAMU Center)

●金沢駅からタクシー約15分

●最寄りバス停

城下まち周遊バス・北陸鉄道バス「香林坊」

●駐車場はないので公共交通機関をご利用ください


※ 各館、KAMU Centerから徒歩5~10分程で巡ることができます

基本情報

KAMU kanazawa(KAMU Center)

住所:石川県金沢市広坂1-1-52

開館時間:11時~18時

休館日:月曜(月曜が祝日の場合は営業)

駐車場:近隣の有料駐車場をご利用ください

 KAMU kanazawa(KAMU Center)

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

最後にやってきたのは「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」。日本でも数少ない公立の建築ミュージアムです。建物自体も作品であり、洗練された美しさに圧倒されます!

谷口吉郎・吉生氏は親子で、父である吉郎氏は金沢育ち、日本のモダニズム建築の巨匠として知られています。息子の吉生氏は世界的美術館「ニューヨーク近代美術館」(MoMA)の設計などで知られ、この金沢建築館や鈴木大拙館なども手掛けています。共に金沢の街づくりを語る上でなくてはならない人物です。

最大の見どころ・迎賓館赤坂離宮の和風別館「游心亭」の再現

金沢建築館の最大のみどころは、谷口吉郎氏の代表作である迎賓館赤坂離宮の和風別館「游心亭(ゆうしんてい)」の広間と茶室の再現です。現地で何度も実測し、寸分違わず緻密に再現されています。

茶室は伝統的な様式とは少し違った趣き。左手から奥にかけてベンチ式の席があります。これは海外の方がゲストとして無理なく楽しめるようにと設計されたものなんだそう。

写真映え!金沢を一望する水庭の景色

広間の前には写真映え抜群の水庭の景色が広がります!まるで美しい日本画の屏風のようで私も見とれてしまいました。天気の条件が良ければ、木々や青空が映える写真が撮れますよ♪

建築好きの方必見!限定の作品集をミュージアムショップで

金沢建築館にはミュージアムショップもあります。オリジナルのトートバッグやポストカード、また建築館の設計者である谷口吉生氏が手掛けたニューヨーク近代美術館(MoMA)で販売されている限定グッズも置いてありますよ。

また、谷口吉郎・吉生氏の貴重な作品集を両方揃って求められるのはここだけです。金沢が育み、金沢を育てた建築家親子の思想を伝える「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」。建築美をアート感覚で楽しんでみてはいかがですか?

料金・アクセス

【観覧料金】

●企画展+常設展

一般:800円

20名以上の団体:700円

大学生:600円

65歳以上または障がい者手帳をお持ちの方およびその介護人:600円(祝日無料)

*障害者手帳アプリ「ミライロID」提示も対象

高校生以下:無料


●常設展

一般:310円

20名以上の団体:260円

65歳以上または障がい者手帳をお持ちの方およびその介護人:210円(祝日無料)

*障害者手帳アプリ「ミライロID」提示も対象

高校生以下:無料


※金沢文化施設共通観覧券については常設展のみ有効で、企画展は別途料金が必要です。


【アクセス】

●金沢駅からタクシー約15分

●最寄りバス停

城下まち周遊バス・北陸鉄道バス「広小路」

金沢ふらっとバス長町ルート「野町広小路」

●一般駐車場はないので公共交通機関をご利用ください

基本情報

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

住所:石川県金沢市寺町5-1-18

電話番号:076-247-3031

開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日:月曜(月曜日が休日の場合はその直後の平日)/年末年始 (12月29日から1月3日)/展示替期間

駐車場:近隣の有料駐車場をご利用ください

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

Column

鈴木大拙館の見どころ|各界の偉人をも魅了する名言・禅の世界へ

建築家・谷口吉生氏が設計した記念館「鈴木大拙館」を合わせて見に行くのもおすすめ。石川県金沢市生まれの仏教哲学者・思想家の鈴木大拙を紹介しています。

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映えスポットならここもおすすめ

金沢の映えスポットはまだまだたくさんあります!見て・体感して・写真を撮って楽しんでみてくださいね!

金沢21世紀美術館
誰もがいつでも立ち寄れ、様々な出会いの「場」となることを目指した現代アートの美術館。「現代アート」と聞いて少し小難しいものを想像…
金沢21世紀美術館
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石川県立図書館(百万石ビブリオバウム)
2022年に移転・開館。外壁のガラスとパネルが折り重なり、まるで本のページをめくるような外観の図書館は、4階まで吹き抜けた円形閲覧空…
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HIMITO 光水土
HIMITOは、たんぽぽなどのドライフラワーや果物の皮を使ったアートを展示したギャラリーです。ギャラリー見学や作品作りの体験(要予約)などを楽しめます。
HIMITO 光水土
公式Instagram

まとめ

伝統と現代が融合し、常に進化する「美」で満たされている金沢。アートスポットを巡れば「さすが加賀百万石!」ときっと感動しますよ!!

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