石川県柳田星の観察館「満天星」で能登の星空を覗いてみよう!
能登は金沢方面から比べると夜間街頭などの光が少なく、昔から星空が綺麗に見られると言われてます。
能登半島で唯一の星の観察館「満天星」はプラネタリウムや巨大望遠鏡での天体観測ができる施設となっています。
館内展示には実際の隕石や、満天星スタッフや羽咋星の会さんが撮影した天体写真が飾られています。
またお子様が遊べる工夫もあるので興味津々です!
今回は子どもと一緒に星空の不思議を楽しんでいきたいと思います♩
石川県柳田星の観察館「満天星」とはどんなところ?
能登町(旧柳田村)、やなぎだ植物公園内にある星の観察館「満天星」。
この植物公園には春には桜並木、広大な芝生や遊具、園内は多種の植物が植えられており、その道を電動カートや自転車などをレンタルして楽しめる施設になっています。
夜になれば当然真っ暗という立地条件を、最大限に生かした満天星は星の観察に最高です!
実は満天星のある場所は、昨年(令和5年)の環境省「夜空の明るさ調査」で等級21となるなど、国内トップクラスの「星空観察の名所」なんですよ。
また、コテージのレンタルもあり能登の夜を存分に満喫することもできます♩
どんなものが見れるの?
・プラネタリウム
石川県は基本的には天気は良くありません。ですがこちらのプラネタリウムなら天候を気にせずいつでも星を見ることができます。
まず「今夜の星空」が映し出され、現在の星の位置や星座の説明など丁寧に教えてもらえます。
その後は番組の上映や、日によってイベントなどがあるようです。
座って一番最初に気づくのは館内座席のリクライニング具合がすごい!
館内は暗くなり星空が広がり始めると自然と眠気が…
・展示ホール
展示ホールのみの入館は無料です!これだけでもお得。
実際の隕石の展示や星の観察機器、実際に撮られた素敵な星空写真などが飾られています。
「フーコの振り子」という中々マニアックな展示もあり、振り子の動きが地球の自転を証明しているだとか…!
能登の星空の写真は無数の細かい星が写っている写真が多く、能登の写真スポットを掲載してくれています。
この星空は残念ながらスマホでは撮りきれません。三脚とカメラが必須となります!
・子どものコーナー
展示ホールの真ん中には長いソファと靴を脱いで上がれるスペースがあり、小さいお子様もゴロンとできるスペースが!
ソファには絵本も置いてあり自由に見ることもできます。
パソコンを使ってお絵描き、すごろくも遊べる優しさ。子ども心をくすぐりますね〜
最後は子どもだけではなく大人も触って楽しめる「北天のオルゴール」。ボタンを押すとメロディと上の飾りがぐるぐると回りだします♩
プレミアム・パスポートも使えますよ!!
・聖地巡礼
人気漫画「君は放課後インソムニア」の聖地巡礼として有名な「満天星」。
展示にも漫画の書き下ろしのページや、実際に漫画の中で出てくる能登町の真脇遺跡の星空写真などが飾られています!
他の展示にも番号やセリフのポップが付いており、順番通りに追って探していく楽しみも隠れています♩
ちなみにこのセリフポップを5つ見つけると、原作者オジロマコト先生の描き下ろしポストカードがもらえます!
料金や営業時間は?
・入館料(展示ホール見学): 無料
・料金(プラネタリウム)幼児:無料 小、中学生:330円 大人:550円 (団体、JAFなど各種割引有り)
・開館時間 : 午前9:30 〜 午後5:00
・休館日 : 毎週水・木曜日、年末年始(12/29~1/3)
(祝日が水・木曜日の場合は開館します。その週の金曜日が休館日になります。)
夏休み期間も毎週水木が休館日になります。
アクセスは?
公共交通機関でも行けますが、車での移動がオススメです。
詳細は満天星さんHPに詳しく書いてあります!
各日1組限定!?貸し切りのプライベートプラネタリウム
① 30分間貸切のプラネタリウム!
いつもなら大勢で一緒にプラネタリウムを鑑賞しますが、こちらはなんと1名様から予約可能!
好きな日にちの星空や、自分の生まれた日の星空まで振り返って見ることができるのです…なんとロマンチック。
好きな音楽を聴きながら星空を見ることも、また写真をドームに映し出すことさえできるみたいです。(データやCDは事前に持ち込み)
この空間で昼寝をするのもOK…そんな贅沢な事まで貸切ならできちゃうとは…
スタッフの方も星に関する事ならなんでも質問してみるのもいいですね!最後は記念撮影もしてくれますよ♩
② プラネタリウムの星空を撮影しよう!
三脚やカメラの持ちこみが可能で、カメラを持っていない方もカメラの貸し出しが可能です!
事前に機種などを伝えておくと、スタッフさんが星空撮影の設定を調べておいてくれる優しさ。
実際にその機能を使った事がない方も、最後には星空撮影ができる様になって帰れます!
また、星空、夕焼けのマジックアワー、天の川、オーロラと希望があればなんでもできる…素晴らしい!
広角のレンズを持ってきましたが(16mm)、全然入り切らないので超広角を推奨(8〜10mm位)。(フルサイズ)
実際に能登の星空を眺めてみよう!
今回は天候の関係で満天星さんでの星空鑑賞会は行けませんでしたが、「紫金山・アトラス彗星」がたまたま見れたので撮影してみました。(撮影は宝達志水町)
写真では真ん中左下付近に見えるのがアトラス彗星です!この日は周りが明るく肉眼での確認はできませんでしたが、撮って見ると流れ星もちらほら。
能登の夜空は肉眼で天の川なども見れたりするので、実際にこれを目にすると感動します…!
カメラに三脚を装備して能登の星空スポットを巡ることをオススメします♩
「満天星」を巡ってみたら…
今月末(取材時は10月)はハロウィーンということもありカワイイお土産を頂きました♩
満天星には子どもと一緒に行きましたが、終始楽しそうに遊びながら回れました。特にプラネタリウムが一番の見どころで迫力が違います!
ここで知ったことや勉強したことは、本物の夜空を見た時にもっと楽しめたり感動したりすること間違いなしです。
綺麗な星空の写真を撮りたいと思った方は、満天星さんに行くことで何倍も楽しめるようになります!
今夜綺麗な星空に出会える事を祈って、はい チーズっ♫