「LAKUNAはくい」羽咋市の話題スポット潜入レポート
2024年7月1日 に羽咋駅前に新たにオープンした賑わい交流施設「LAKUNAはくい」。
「LAKUNA(ラクナ)」の名称には、子どもから高齢者まで幅広い世代が足を運ぶ「気楽な」施設として「羽咋の未来を灯してほしい」との願いが込められており、能登半島地震からの復興のシンボルとしての役割を担うとのことです。
どんな施設なのか、実際に行ってきました。
ドトールコーヒーショップと図書カフェ(1F)
LAKUNAはくいの正面入口から入ると、最初に1階には能登初出店となるドトールコーヒーショップがあります。
みなさん、一度メニューをみて、飲み物や食べ物を買っていきます。
軽食もあるので、お昼やおやつ時は並ぶことも。
テーブル席に座って一息つくのもいいのですが、飲み物は持ち運びしやすい容器に入れてくれるので、2階へ持って移動する人や、帰りがけに購入する人もいます。
ドトールコーヒーの先には、本棚が並んでおり、雑誌や絵本、専門誌など大人から子どもまで手に取りたくなるジャンルの本が陳列されています。(図書館のように本は貸し出していません)
座席も丸いテーブル席から個別に座れるソファ席まで様々な座席がありました。コンセント付のカウンター席ではパソコンを開いて仕事をする方や、個人ブースではオンライン会議をする人も。
ライト付きの仕切りがある席では、課題をしたり、勉強をする高校生もみかけました。
無料で遊べる屋内公園「ラクナこうえん」(2F)
2階は子どもたちが遊べる屋内公園「ラクナこうえん」 。
市外の人たちでも無料で遊べます。
【ネット遊具‧バンク遊具エリア】と【ベビー‧幼児エリア】に分かれていています。
小さい子も遊べますが、完全にエリアが分かれてないので見守りは必須になります。
バンク遊具【ネット遊具・バンク遊具エリア】
2階に入ると最初に目に入ってくる斜面。
推奨年齢6歳となっていますが、小さい子も目をキラキラさせて楽しんでいる姿がありました。
下は柔らかいクッションになっていて滑り落ちても心配いらない設計になっています。
全力で何往復もして、楽しく遊んでいました。
立体的なバンク遊具は親子で遊べるようにと年齢制限は設けていないので、保護者の方も一緒に入って遊ぶことができます。
ネット遊具【ネット遊具‧バンク遊具エリア】
吹き抜け部分に張られたネット遊具。
バンク 遊具を駆け上がり、ネットの中へと吸い込まれていく子どもたち。ゆれたり飛び跳ねたりと歓声が聞こえます。
秘密基地【ネット遊具・バンク遊具エリア】
遊具のどこかにある秘密基地。
ボールプールやハンモックがあるので、ぜひ探して行ってみ下さい。
大人はちょっとかがまないと入れません。
みどりのひろば【ベビー・幼児エリア】
緑色の絨毯が敷いてあり、ハイハイする赤ちゃんにもよちよち歩きの子たちも安心なエリア。
大人が運動できる器具もあります。
ちいさいこひろば(3~6歳)【ベビー・幼児エリア】
木製の料理道具とキッチンが揃ったスペース。
木製だから触り心地が良く、小さい女の子を中心に遊ぶ子が後を絶たないスペースです。
フルーツだけでなく、きのこやケーキ、パンなどたくさんの種類の食べ物が揃っていて楽しい空間。
ピザ窯もあって大人もわくわくするキッチンになっています。
ベビーひろば【ベビー・幼児エリア】
0〜3歳のベビーひろば。
柔らかい素材の積み木など赤ちゃんに優しく安心して遊ばせることができます。
遊ぶ時は靴を脱いでね!
遊ぶときは、靴をぬいて靴箱に入れます。
靴箱がベンチになっており、荷物を置いたり、保護者の方同士おしゃべりして、子どもたちを見守れるスペースとなっています。
親の目が届く範囲に遊具があるので、座って話をしながら見守りができるのでとても助かります。
見つけやすく、声がちゃんと子どもに届くところも嬉しいポイント。
地元ライターのワンポイントアドバイス
2階の無料で遊べる屋内公園「ラクナこうえん」で遊ぶ方へ
エレベーター
上階へ行くにはエレベーターが便利ですが、2階のLAKUNAこうえんに行くときは階段がおすすめです。
トイレ
2階のLAKUNAこうえん内の女子トイレ内に幼児用小便器があるので、小さい男の子がいる保護者の方には嬉しいと思います。
注意点はオムツを捨ててはいけないところ。オムツ持ち帰りです。
コインロッカー
2階のLAKUNAこうえんには自動販売機のところにコインロッカーがあります。
100円を入れて、最後に返却されるタイプのロッカーです。
シェアスペースエリア(3F)
3階は市民や団体が気軽に使用できる市民交流のスペースになっており、キッチンスタジオやアートスタジオ、eスポーツスタジオ、多目的ルームがあります。
eスポーツスタジオはゲーミングPCが設置してあり、イベントなどがないときは子どもたちが利用することができます。ヘッドホンやコントローラーは持参OK。
アートスタジオでは、ちょうど講座を開催していました。キッチンスタジオは料理教室やパーティが可能。
多目的ルームは、利用料金が1時間300円~と利用しやすく、学生さんがグループ学習するときにも使えそうです。
みはらしテラス(4F)
4階には、建物外に出て、羽咋市を一望できる「みはらしテラス」があります。
駅の近くなので、時折電車も通ります。
そして、収容人数200名の「LAKUNAホール」。
ホールを仕切って利用もできるので、用途は無限。
今後、開催されるイベントもあるとのこと。楽しみですね。
週末にはイベントも開催
世代を超えた多様な人々の交流を生むために、週末はいろいろなイベントを企画しています。
2024年8月11日 クラシック音楽会
2024年8月3日 林家三平 落語&トークショー
2024年7月15日SDGsワクワクフェス
2024年7月7日七夕イベント
キッチンカーも集まり、七夕に願いを込めた復興イベントで能登半島地震被災地と連携。
外の広場では、チアリーマンズがパフォーマンスを披露し、盛り上がりました。
LAKUNAぷらすもチェック!無人型販売店舗やキッチンカー、たい焼きの販売も
LAKUNAの隣には、「LAKUNAぷらす 」という施設が併設しています。
施設内ではランチやスイーツ、お買い物が楽しめます。
最初に注目したいのが、北海道の特産のお買い物ができる「LAKUNA STORE」。
顔認証システムを活用した無人販売ストアです!
お店に入る前に専用アプリをダウンロードし、電話番号や支払い方法、顔認証の登録をするだけ。
スマホをかざして店内に入ります。(子どもは大人と一緒に入店できます)
ストア内には、北海道の美味しいグルメやスイーツがずらり。
ラーメンやレトルトカレー、調味料、お菓子などラインナップが豊富です。
アイスやケーキも販売されているので、有料で保冷バックも準備されています。
なかには北海道内でしか販売されていないレアな商品も販売されて
スマホだけ持って入店し、欲しい商品をそのまま手に持ってゲートをくぐると買い物完了!
店を出たタイミングで、選んだ商品は自動決済してくれます。
LAKUNAぷらすの外にはキッチンカーが。
いろいろなグルメキッチンカーが入れ替わりでやってきます。
週末は複数キッチンカーが入るので、何を頼むか迷いますね。
さまざまなジャンルのグルメキッチンカーがローテーションで出店する「フードデポ」のブースもあります。
取材時は、「旅するスパイスTANE」さんが入っていました。
全国各地に90店舗以上を展開する薄皮たい焼き専門店「たい夢」もあります。
オーダーをもらってから焼き始めるので、受け取るときは熱々。
味は定番の北海道産の小豆を使った「小倉あん」とバニラビーンズ香る「うふクリーム」 の2種類があります。
あんこやクリームをぎゅっと閉じ込めたパリパリの薄皮が香ばしく、小腹空いたときにぴったり。
テイクアウトもOKなので、帰りに買って帰るのもいいですね。
休憩する場所として利用もOK。
フードデポにたい焼き店、北海道の美味しいモノが手に入る無人型販売店、学習塾を備える複合商業施設。
ぜひラクナはくいに行った際には寄ってみてくださいね。
アクセス方法は?
アクセス
■車でのアクセス
のと里山海道千里浜ICより5分
■公共交通でのアクセス
JR七尾線羽咋駅西口より徒歩2分
(羽咋駅は「金沢駅」からJR七尾線で1時間ほど)
お近くの方は羽咋市内を巡回する運賃片道100円の「るんるんバス」を使うと便利です。
駐車場
LAKUNAの敷地内に無料の駐車場がありますが、停められる数が限られています。
川を挟んだ駐車場に停められます。
駐車場が空いていない場合は、羽咋駅東無料駐車場をご利用いただけますが、公共交通機関の利用をおすすめします。
基本情報
羽咋市にぎわい交流拠点 LAKUNAはくい
住所:石川県羽咋市川原町テ39番地1
電話番号:LAKUNAはくい 0767-23-4840
ドトールコーヒーショップLAKUNAはくい店 0767-23-5226
営業時間:LAKUNAはくい 9:00〜22:00
ドトールコーヒーショップLAKUNAはくい店 9:00〜20:00
定休日:不定休
駐車場:約100台