木場潟公園東園地 木場潟さとしるべにお出かけ♪徹底解説!
木場潟公園は名のとおり、木場潟を囲んだ大きな面積の公園です。
もともと中央園地・北園地・西園地・南園地の4つの園地がありましたが、令和5年(2023年)4月には新たに東園地(愛称:木場潟さとしるべ)もオープンして、公園の魅力がさらにアップしました。
今回は、里山を「学び」・「遊び」・「体験」できる「木場潟 さとしるべ」の各施設をご紹介いたします。
「木場潟 さとしるべ」ってどんなところ?
場所は小松市にある木場潟の公園の一角、東園地という新たなエリア。
「次世代エネルギーパーク」として里山の再生と、再生可能エネルギーの活用を通じて、「学び」「遊び」「体験」をテーマとした体験型の施設です。
県内外から沢山の方が来園されているとのこと。取材時は、体験学習に来た学生さんや、老人ホームの利用者さんなどの団体客の方がいらっしゃいました。
3つの施設、管理棟の他に、展望台、樹木遊具、cafe、足湯など…色々な魅力があるのが「木場潟さとしるべ」なんです!!
園内3つの施設
里山交流ハウス、農業体験ハウス、里山資源再生ハウスが主な施設です。
1.里山交流ハウスは体験学習や休憩の場
2.農業体験ハウスは再生エネルギー、省エネルギー機器を使った作物の育成
3.里山資源ハウスはペレット材の製造過程
それぞれ違った体験ができる場となっています。
里山交流ハウスとは
主格となる棟がこの里山交流ハウス。
体験イベントや、研修・体験できる多目的ルームやレストルームがあります。
全ての場所の窓が多く、開放的。
徹底されたバリアフリーも利用者にとってはありがたいですね。
多目的ルーム
能登ヒバの香りなのか、入った瞬間の木の香りが心地良い。
課外学習や、研修、休憩所、日によっては子供達が遊べるエアー遊具を設置する場所となっています。
300㎡の広さがあるので、約150~200人が収容可能なんだそう。
cafe 里山ノメグミ(レストルーム)
レストルームは、cafe 里山ノメグミ、里山ギャラリー、キッズルームがある憩いの場です。
cafe 里山ノメグミでは、憩いの場にある県内産で作られたドリンクや、フードを提供。
8席ほどあるテーブル席で雑談しながら、美味しい時間を過ごせます。
目玉商品は「監修:北陸学院大学 健康科学部栄養学科 罪悪感ゼロ!砂糖不使用。麹の自然な甘さにこだわった体に嬉しいスムージー」!
トマトスムージー、グリーンスムージー、ミックスベリーの3種 があります。
また、ソフトクリームは人工的な甘さではなく、牛乳をそのまま味わっているかのようでとても美味しいです。
基本情報
cafe 里山ノメグミ
【場所】里山交流ハウス内
【営業時間】10:00~16:00
【定休日】水曜日(cafeのみ)
【主なMENU】スムージー、焼きたてトマトピザ、サンドイッチ、コーヒー等。
※期間限定メニューもあるので、要check!!
里山ギャラリー
近隣の情報や、里山で見られる生態を心地よい音楽と映像で紹介しています。
スタンプラリーや、昆虫カードが置いてあるので、昆虫好きのお子様も楽しめそう。
キッズルーム
3歳以下のお子様が対象の遊び場。
木のたまごは木育によく見かけますね。クッション材を使用した床なので優しく滑り台の下も潜り込めるので、ちょっとワクワクも・・・。
(小松のキャラクター「カブッキー」も見守ってくれてるので、どこにいるか探してみてくださいね・・・)
足湯
レストルームにあるキッズスペースから、外に出ると足湯があります。
座るスペースがしっかり確保できていて、熱すぎない40°くらいのお湯が足元を癒してくれますよ♪(タオルの持参も忘れずに!!)
農業体験ハウスとは
夏野菜といえばトマトやきゅうり、ナスなど。冬にトマトとはビニールハウス以外にあまり聞かないですよね。
ここは夏を越してもトマトが収穫できる技術の発信を行っている施設なんです。
そのほか週末にはベビーリーフ等の収穫体験ができます。
家庭菜園などで育てると、雨の影響でドロはねがあったり、虫や鳥に食べられたりがありますが、ここではその心配はないですね。
「太陽光発電装置」での温度管理や、「地下水冷暖房装置」で冷やす再生可能エネルギーと余すことなく利用しているのが入口でわかりやすく説明しています。
言葉で聞いてもなんとなく・・・ということも、農業体験ハウスに来ると「なるほど、そういうことなんだ!」が見つかりますよ♪
里山資源再生ハウスとは
間伐材である木材を薪にし、チップにし、ペレット燃料にする工程を
実際使っている機械とともに映像で学ぶことができます。
作られたペレット材も直接触れることができます。
圧縮して硬さはあるものの、燃料にするとホロっとしてくるのかも。
実際、レストルーム、多目的ルーム(里山交流ハウス内)にペレットストーブがあり火力として使用しているとのこと。
季節が冬に変わる頃が楽しみです。
里山資源再生ハウスまでの道のり
里山交流ハウスから、裏を通って里山資源再生ハウスに向かうのですが、地図で見ると、「・・・結構歩くのでは」と思っていました。
所長様にも「地図では遠く見えますが、500m位ですよ~」と言われていたので、歩いてみると傾斜がとにかく緩やか。
ショートカットできる道も傾斜はあるものの、階段部分は一部コンクリートなので砂利道とは違い歩きやすく、あっという間に到着できました。
樹木遊具への道もルートは同じなので、一緒に歩いても遠く感じません。道の途中にあるどんぐり、木の枝など新たな発見を感じながら歩いてみてくださいね。
樹木遊具
8.6mもの高さがあります。
ちょっと怖いなあ。。と思う子もいるかもしれませんが、みんなで体験すると夢中になって怖さを忘れてしまうかも?
また、水飲み場(水道)、公衆トイレ、自販機が設置しているので、ちょっとの休憩や、お子様のハプニングにも安心して対応できますよ。
展望デッキ
里山交流ハウスから裏手に歩くとすぐに、階段があります。
登っていくとそこには2階建ての展望デッキが。
木場潟を一望できるほか、運がよければ走る北陸新幹線を見ることができます。
小さな鳥さんたちも何羽いるのか探してみてくださいね。
その他の施設
東園地展望デッキから見える「中央園地」にも展望デッキ、遊具、ドッグランなどがあります。
家族みんなが遊べる木場潟公園。駐車場もそれぞれの園地で完備しているので、移動も便利ですよ。
みなさんで行ってみてくださいね。
基本情報
木場潟 さとしるべ
【住所】小松市三谷町タ120番
【電話番号】0761-43-1105
【営業時間】9:00~17:00(cafeは16:00 close)
【休館日】年末年始(12/29~1/3)
【駐車場】107台/大型車5台/駐輪スペース有り
【車でのアクセス】国道8号線蓮台寺IC・木場ICより約5分
※施設や、学習体験プログラム等のお問い合わせは管理棟まで。