小松市の料亭は、四季折々の食材をふんだんに使い、美しい盛り付けで提供される懐石料理が魅力です。

地元で採れる新鮮な海の幸や山の幸を活かし、季節ごとに異なる表情を見せる料理は格別。

歴史と文化が息づく場所で、地元ならではの味覚と心のこもったおもてなしを楽しむことができ、まさに一度は訪れるべき場所です。

小珠の和（こたまのわ）は、小松市の料理店や旅館の女将・若女将たちで構成されたグループです。

コロナ禍を乗り越え、さらには北陸新幹線小松駅が2024年3月に開業したことをきっかけに、小松の豊かな食文化を、おもてなしの心とともに発信するために設立されました。

グループ名は、ふるさとである「小松」、きらきらと美しく輝く「珠玉」、そして「和を以て貴しとなす」という故事成語から、それぞれ一字ずつ取って名付けられました。

そんな「小珠の和」の最大の強みは、オリンピック経験者や己書の師範といった、多彩な経歴と個性をもつメンバーが在籍している点にあります。

県内外から集まっているグループだからこそ、多様な視点とアイデアを活かし、小松の魅力をさらに深掘りすることで、国内外にアピールしていくことを目指しています。

こたまのわ・みやび会席チケットについて

小松・加賀の対象店舗で、旬の食材を活かした割烹料理を楽しむことができる定額のクーポンとなっています。

こまつ女将による珠玉のおもてなしプランの情報については、こちらからご確認ください。

① こたまのわ会席チケット

② みやび会席チケット

霊峰と日本海の恵みを、九谷焼の器とともに

2020年に店舗をリニューアルし、和の安らぎに、工芸モダンをプラスした空間へと生まれ変わりました。

素材そのものの美味しさを大切にした調理を心がけており、食材は鮮度や質に、常に心を配っています。受け継がれた九谷焼の器に盛られ、さらに料理を花咲かせます。

カウンター席や完全個室から、最大28名までご利用可能な大部屋があり、さまざまな用途や人数に合わせてご利用いただけます。

今回、実際にこちらを訪れ、心を掴まれるような料理を味わってきたので、ご紹介します。

館内

館内にはカウンターや個室、大広間など、さまざまなお座敷が用意されていました。

カウンターで大切な人と、職人の技を間近に感じながら特別なひとときを過ごしたり、大広間で家族や仲間と賑やかに食事を楽しんだり、グループの人数やシチュエーションに応じて利用することができそうです。

お料理

野菜には深みのある出汁が効いており、食材そのものの旨みがさらに引き立てられていました。

魚料理は、それぞれの魚がもつ本来の食感や味を楽しめるように仕上げられており、噛むたびに豊かな海の幸を感じることができます。

そして、メインディッシュである”能登牛のステーキ”。焼き加減が絶妙でとても柔らかく、ほとんど力を入れずに噛めるほどでした。

全体を通して、九谷焼の美しい器に盛り付けられた料理は、彩り鮮やかで、視覚と味覚の両方を楽しむことができました。見た目にも味にも満足できる、非常に素晴らしい体験となりました。

「親切丁寧」を掲げ、小松の料亭文化を次代へ

贅を尽くした加賀料理の数々を静かな和の個室でお召し上がりいただけるのはもちろん、団体や大人数のグループまで一堂に会してご利用いただける大広間があるのも一浪の魅力です。

日本海の幸や旬の野菜は他県からお見えになるお客様にも喜ばれ、食材の旨味を味わっていただけるよう料理に工夫を凝らしています。

八十畳の大広間、各々小座敷、駐車場を完備し、部屋の室礼は四季折々に遊郭当時の太鼓や屏風、季節の花が皆様のお越しをおまちしております。

創業170年。江戸から続く伝統とおもてなし

地産地消を基本に、新鮮な地元食材がもつ本来の味を大切にした京風会席料理をお出ししています。九谷焼をはじめ季節に合わせた器選びにも心がけています。

建物の歴史も古く小松の伝統的な町家として認定を受けており、それぞれのお部屋で、なつめの木を御神木とする中庭の季節の移ろいを感じ、古き良き時代の品にふれ、小松に伝わる伝統と食文化、受け継がれるおもてなしをゆっくりとお楽しみください。

住宅街に佇む料理店。楽しく四季を味わう

お座敷は人数にあわせて襖を入れ、二間に仕切って使用します。また、離れのお席（別途部屋料あり）はご商談やお顔合わせにゆったりご利用いただける特別な1室となっています。

日本家屋で四季の移ろいを感じられる庭を眺めながら、ゆったりと居心地のいい時間を過ごしていただければと思っています。昭和初期の漆器や九谷焼なども使用し、季節と料理に合わせた器で提供しております。

また、小松カントリークラブと連携し、県内第一号としてヘルスツーリズム認証委員会の認証を受けたヘルスツーリズムも実施しています。昼はゴルフ、夜は疲れを癒す美味しい料理に舌鼓、そんな旅と健康をテーマにした楽しみ方も提案しています。

港町の歴史伝える空間で日本海の幸に舌鼓

明治末ごろに創業し、現在は金沢の名料亭で修行した4代目・長沖一雄氏が包丁を握っています。

金沢港や橋立漁港で水揚げされた旬の幸を使い、素材本来のおいしさを味わえる海鮮料理を提供しています。

また、木造建物と土蔵が国の登録有形文化財に指定されており、江戸から明治期にかけての北前船のロマンあふれる時代を体感することができます。

地元に愛されてきた味を趣漂う空間で

料理は地元の方々にご愛顧いただいてきた加賀料理が中心で、季節を感じていただけるよう旬を大切にし、食材は近海の魚介や加賀野菜など、地ものを中心に選んでいます。

器も九谷焼などの伝統工芸を中心に取りそろえ、目でも楽しんでいただきたいと思っています。

ご会食やご宴会、ご商談など用途に合わせた個室が全4室あり、2階の客室は2室開放で大広間となり30名様までご利用いただけます。和の趣を存分に感じていただける空間で、どうぞごゆっくりお召し上がりください。

“不時不食“日本海に面した料亭で旬をいただく

”不時不食”「時にあらずは食せず」の言葉通り、地の利を生かした新鮮な近海ものの魚介をはじめ、旬の加賀野菜など、小松・安宅町ならではの風土を大切にした味覚ひとすじに研鑽を重ねてきました。盛り付ける器も地域の魅力を感じられるものばかりです。

また、ゆっくりとお食事していただけるよう、全室個室でのおもてなしとなっています。

純数寄屋造りのお座敷は、季節のしつらいを施しており、四季で移ろう港町の豊かな表情も魅力です。

美肌の湯でゆったり。 ”健康に気づく旅”も提案

喜多八の前身は鮮魚店で、金沢、安宅、橋立と近隣に3つもある漁港から新鮮な魚が集まります。
創業から70年、自家掘り源泉は美肌の湯として評判で、きめ細やかな肌触りが人気です。

さらに、若女将は陸上競技の競歩でオリンピックに3大会連続出場を果たした元日本代表選手。ヘルスツーリズム認証委員会の認証を受け、ウォーキングのアドバイスなども行っています。

心も体も大満足の健康に気づく旅はいかがでしょうか。

加賀宝生の息吹感じる空間で自慢の握りを

北陸の山海の幸をメインに、選りすぐった素材を生かした寿司と料理が揃っています。

お食事を味わう空間も特徴的で、能楽が盛んな加賀の伝統文化にちなみ、店カウンターは能舞台をイメージし、総檜でしつらえています。

カウンターでもお座敷でも、お食事の人数や目的に合わせ、気の置けない仲間とともにゆっくりとお過ごしいただけます。

各店舗へのアクセスについては、こちらからご確認ください。

「小珠の和」による食文化を通したおもてなし、いかがでしたか？

ぜひチケットを活用して、小松の料亭による旬の食材を活かした割烹料理を堪能してみてください！

① こたまのわ会席チケット

② みやび会席チケット