小松基地とは?基地見学の予約方法や見どころを紹介します!

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航空自衛隊小松基地は、1961年(昭和36年)に開設された、日本海側唯一の戦闘機部隊が所在する基地です。

(写真は公式HPより引用)


日夜国の安全を守るため訓練が行われており、小松基地から諸外国への位置が航空機で1時間程度と、とても近いことから国防の重要な役割を担っている基地でもあります。


そんな小松基地では毎年秋に「航空祭」が行われており、全国から自衛隊・航空機ファンが集結。

多い時には10万人の来場を誇る一大イベントも開催されています。

小松基地とは?基地見学の予約方法や見どころを紹介します!

小松基地の中を見学!

小松基地では「航空自衛隊が行っている訓練や保有している装備品等を見ていただく事で航空自衛隊に対する理解を深めてほしい」という思いから、毎月1回一般の方に向けた基地見学を行っています。

(2024年8月・9月は航空祭準備の為お休み。10月から再開)


1回の定員は20名程で、事前予約制・抽選で選ばれた方のみが見学することが可能です。

今日は実際に小松基地見学にお邪魔してみました!


広報資料館で小松基地について学ぶ

基地見学に当選された方は、当日基地正面横の駐車場に集合をします。


基地見学では、広報班の方が案内をしてくれます。駐車場まで迎えに来てくださるので、全員が揃ったら、まずは「広報資料館」へ向かいます。


広報資料館とは、その名の通り、小松基地の歴史に関する資料や衣装などが展示されたスペースです。基地見学では、まずここで見学についての説明と、基地全体の説明を受けます。

「小松基地の総面積は392万㎡もあります」と説明を受ける一同でしたが、あまりの大きさに今一つピンと来ていない様子。


「わかりやすく例えると、ユニバーサルスタジオジャパンが7個分、東京ドームだと83個分の大きさです」と説明を受けると、あまりの大きさにおおお!とどよめきが起きていました。


小松基地では多くの隊員が所属しており、日夜訓練に励んでいます。


部隊は7つで編成されていて、航空部隊・中部航空施設隊第2作業隊・小松救難隊・飛行救導群・小松管制隊・小松気象隊・小松地方警務隊が所属しています。

説明を受け、自衛隊のDVDを鑑賞した後は、パイロットのフライトスーツやヘルメットを試着できるコーナーへ。お子様用から大人用までサイズも豊富に準備されていました。



皆さん貴重な撮影ブースに大興奮!まるでパイロットになった気分になれる顔はめパネルもありました。

いざ、戦闘機の見学へ!

こちらがF15-J戦闘機。


飛行訓練はお昼の休憩時間を除き、毎日1時間おきごとに行われているそうで、見学の際は間近で飛び立つ瞬間を見る事ができます。


上空に飛び立つF15-Jの姿。とっても早いですよね!


大きな音を上げてあっという間に上空に飛びたつF15-Jの姿に皆大興奮!

この日はブルーインパルスと同じ飛行機のT-4も飛行訓練を行っていました。

飛行訓練を見学した後は、再度広報資料館へ戻り、自衛隊の取り組みや基地の紹介のDVDを視聴しました。

基地見学の記念に、お土産を購入!

飛行訓練を見学した後は、基地内にあるお土産売り場へと向かいます。


こちらでは自衛隊オリジナルお菓子のほか、いろんなオリジナルグッズを買う事ができます。

この日特に人気だったのはワッペン。


飛行隊は各所属部隊ごとにシンボルマークが異なっており、そのマークを模したワッペンお土産にも大人気なのだそう。

ブルーインパルスのボールペンや自衛隊キューピー、タオルにTシャツなど、たくさんの商品が所狭しと並んでおり、思わず目移りしてしまう品揃えです!

見学に参加された皆さんも、楽しそうにお土産を選んでました。


前後のスケジュールによりますが、15分~20分程ゆっくり買い物できるので、ぜひ基地見学の記念にお土産をゲットしてみてくださいね!

基地見学の最後は、F-4戦闘機です。


F-4はアメリカ生まれの戦闘機。元々はアメリカ海軍の戦闘機として利用されていました。国内では1972年に導入をされ、令和まで約50年もの間活躍をしていました。


小松基地でも1976年(昭和51年)から運用されていましたが、今はその役目を終え、こうして展示用資料として、基地に訪れる人を出迎えています。


機体に触ることはできませんが、間近で見られるとあって、みなさん熱心に見学をされていました。



広報班の大山さんは現役のパイロットなので、参加された皆さんはパイロットの仕事についてたくさん質問をされていました。

気になることはすぐ質問できるのもこの基地見学ならではの醍醐味です。


広報班の方に質問をしたり、戦闘機をいろんな角度から眺めたりと皆さん思い思いの時間を過ごされていました。

以上の内容で約2時間30分程度、基地内を見学できます。


基地見学の予約方法は?

小松基地では毎月1日、基地見学を実施しています。(実施しない月もあり)


小松基地のHPの基地見学のページから、まずは電話にて見学希望の旨を問い合わせ、必要書類に項目を記入し、メールで期日までに応募をします。


その中から、抽選で当選した約20名の方が見学に参加することが出来ます。

基地見学における注意点

基地見学では、撮影可能箇所以外の撮影はできません。


係の方が「ここは撮影可能です」と説明をして下さるところ以外は原則撮影禁止となります。また、見学で撮影した写真のSNS等へのアップは禁止されているので、あくまで個人の思い出として楽しむために撮影をしてくださいね。


基本的にはルールもしっかり説明してくださるので、マナーを守って見学をしましょう。


2024年の航空祭について

「航空祭」は先述したとおり、毎年秋に開催される小松基地のお祭りです。


F15-J戦闘機やブルーインパルスの展示飛行を間近で見ることができるとあって、全国各地からファンが訪れます。2023年の航空祭では約5万人の来場があったそうです。


展示飛行の他にも、飲食店や物販ブース等もあるので、家族で訪れても楽しめますよ。


日時: 2024年9月23日(月・祝)

時間: 8:00~15:00

駐車場:航空祭当日は一般向けの駐車場はありませんので、小松駅からのシャトルバス等公共交通機関を御利用下さい。

★航空祭に関する最新情報は航空自衛隊小松基地公式Xを確認
(画像は小松基地公式Xより引用)

小松基地へのアクセスについて

基地見学時の小松基地へのアクセスは車が便利です。正門前に数台駐車場があるので、そこに停めることができます。

小松駅や空港からならタクシー等を使っても便利です。


・小松駅から車で約10分

・小松空港から車で約5分

・高速道路は小松ICからは車で約5分、片山津ICからは車で約15分程度です。

まとめ


小松基地見学の様子、いかがでしたでしょうか?

説明もわかりやすく、実際に飛行訓練も見学できるとあって、私もとっても楽しめました!ゆっくり時間をかけて見学できるのも嬉しいポイントですね。


ファンの方はもちろん、どなたでも楽しめる内容となっているので、ぜひ基地見学に応募してみてくださいね。

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