石川県観光公式サイト

加賀温泉駅は加賀市の代表駅で、加賀市内では最も多くの列車が停車する駅です。

加賀温泉郷（片山津温泉・山代温泉・山中温泉）への玄関口の駅でもあり、2024年3月16日には北陸新幹線加賀温泉駅が開業しました。

新しい駅舎は紅殻格子や瓦屋根、白壁の色彩を組み合わせることで、温泉郷のおもてなしとくつろぎを感じられるデザイン となっています。

加賀温泉駅から歩いて行ける距離にある、おすすめの観光スポットをご紹介。

体験やお土産、芸術鑑賞などいろんなジャンルのスポットがあるので、チェックしてみてくださいね。

『加賀市美術館』は加賀温泉駅のすぐ目の前にある加賀市唯一の総合美術館です。

加賀江沼の美術工芸を紹介する企画展や、石川県を代表する展覧会の巡回展、絵画や工芸など様々な分野の作品展が行われています。

館蔵品として西出大三・山田宗美・佐々木泉景・森本仁平・硲伊之助など加賀市ゆかりの

作家作品が収蔵されており、随時公開されています。

同館は市民の創作活動と発表の場としても使われており、伺った日も市民のアマチュア作品展が開催されていました。

「当館は小さな美術館ですが、いろんな方に気軽に来ていただきたいです」と学芸員さん。

企画展以外は基本的に観覧無料というのも嬉しいですね。

旅の目的の1つとして、電車の待ち時間に気軽に芸術に触れてみてはいかがでしょうか。

加賀温泉駅すぐ隣のショッピングセンター『アビオシティ加賀』１Fにある、加賀百撰街の一角にある『うつわ工房』。

九谷焼の販売から上絵付体験、ろくろ回し体験ができるお店です。

お店で扱っている九谷焼はお土産や普段使いにぴったりな手頃な価格帯のものから作家さんの銘品まで幅広いラインナップとなっています。

こちらは小さいお子様から大人の方まで夢中になるというろくろ回し体験。

スタッフさんが付いてろくろの回し方などを丁寧にアドバイスしてくれますが、『うつわ工房』では基本的は自分でやってもらうスタイルをとっています。

自分の手で頑張って最後まで仕上げることでより思い出に残り、自分の作品という実感がわくのだそうです。

また、うつわ工房の絵付け体験では10色の絵の具を使って絵付けができます。

同店は九谷焼の器も作っている会社なので、豊富な器の中から好きなものを選んで絵付けをすることができますよ。

加賀温泉駅から歩いてすぐなので、旅の目的の一つとして、電車までの待ち時間に是非立ち寄ってみてくださいね。

加賀温泉駅から歩いて10分程度のところにあるJAグリーン加賀『農産物直売所　元気村』。

地元で栽培したお米や農産物の販売、地物惣菜・お肉や魚の販売をはじめ、お花やお土産品など様々な商品を扱っており、毎日多くの人でにぎわっています。

「地元の旬のものを発信していくことを大事にしています。当店では野菜はもちろん、他の直売所に比べ魚介も多く扱っています。それはやはり地元橋立漁港で新鮮な魚が取れるから。冬には香箱ガニも並びます。ぶどうや梨といった果物も時期になると多く並びます。お客様が飽きないよう、売り場を工夫しています」と店長さん。

おすすめのお土産はありますか？と尋ねたところ、おすすめいただいたのがこちら！

「加賀市産こしひかり醬油煎餅」です。

加賀市内の5つの醤油蔵の醤油と加賀のコシヒカリを使って焼き上げられた煎餅はそれぞれ味が異なっており、食べ比べをすると楽しいですよ！

1袋378円と価格もお手頃なので、お土産にもおすすめです。

その他地元のお店のいろんなお土産やお酒なども手に入るので、ぜひチェックしてみてくださいね。

加賀温泉駅目の前にある『加賀の湯ぷりん』は昔ながらの温泉文化と地物食材にこだわっているプリン専門店です。

看板商品はこちらの「泡ぷりん」460円で、新感覚のしゅわっと溶けてなくなる食感が特徴。

加賀温泉駅の思い出を届けるお風呂の泡をイメージして作られたそうです。

その他、カスタードや加賀棒茶、いちご、カボチャをはじめ、季節限定の味わいのプリンなど幅広いラインナップ。

お土産や旅の休憩にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

加賀温泉駅周辺には歩いて行ける範囲でたくさんのランチスポットがあります。

老舗喫茶店や海鮮料理、話題のカフェや人気ラーメンなど多彩なラインナップ。気分に合わせて是非足を運んでみて下さいね。

加賀温泉駅を降りてすぐ、先程紹介した加賀の湯ぷりんの横にある『喫茶みちくさ』は創業50年を超える老舗喫茶店。

現在は3代目夫婦がお店を切り盛りし、2代目マスターが丁寧にコーヒーを入れてくれます。

店内には大きな窓から明るい光が差し込み、幅広い世代の方が寛げる雰囲気となっています。

そんな同店のランチメニューの中でもおすすめなのが「スパゲティナポリタン」850円。（サラダ・パン付き）

喫茶店といえばやっぱりナポリタン！という方も多いのではないでしょうか？

こちらのナポリタンは3代目のシェフが味をリニューアルされたそうで、具も大きめで少し濃いめの味付けが特徴で、食べ応えも抜群。

その他にも常連さんからのリクエストで生まれた丼メニューや、冷めても美味しいチキンカツ、ハンバーグなどメニューも豊富なので、どれにしようか迷ってしまうほどです。

ランチの後にはマスターが淹れる美味しいコーヒーも是非お忘れなく。

加賀温泉駅のすぐ目の前、かがの湯ぷりんのすぐ横にあるのが『くいもん家ふるさと加賀店』。

北陸自慢の新鮮な魚介や地元で採れた美味しい野菜などの食材を生かした豊富な料理をはじめ、加賀市のご当地グルメ「加賀カニごはん」も提供しています。

同店ではお昼には手頃な価格でランチが楽しめます。

数あるメニューの中でもおすすめなのがこちら「ぶりの藁焼き丼」2,178円。

地元加賀の藁を使ってぶりを炙り焼きにした特製丼ぶりです。

ぶりには能登の天然塩がかけられているので、最初はそのまま食べるのもおすすめ。

中まで火を通さず高温でさっと軽く炙っているので、脂ののったぶり本来の美味しさと、藁の風味を楽しむことができ、塩がさらに旨みを引き出してくれます。

少し食べ進めた後は、お好きなタイミングで九谷焼きの器に入った特製の甘めの醤油タレをかけてうずらの玉子と混ぜて食べるとお口の中に幸せがいっぱいに広がりますよ！

女性でも食べやすいサイズ感でした。

同店ではその他にも季節の魚介やお料理が楽しめるので、ランチはもちろん夜のお食事スポットとしても重宝しますよ。

加賀温泉駅から徒歩約10分ほどのところにあるカフェ『Sugar GriderRocket』。

なんと『日本海観光バス』というバス会社の敷地内にある一風変わったロケーションのカフェです。

それもそのはず！もともとバスの車庫だった建物をリノベーションして2023年の夏にオープンしたカフェなのです。

「加賀温泉駅周辺で観光客の方がゆっくり時間を過ごせるように」とオープンされたそうで、地元はもちろん市外からもたくさんのお客様が訪れています。

見てください、とってもオシャレな内観ですよね。

元バスの車庫ということもあって無骨でインダストリアルな雰囲気も残しつつ、居心地のよい空間になっています。

そんな同店のおすすめは「ワンハンドバーガープレート」1,500円。

選べるバーガー2種類・ポテト・ピクルスがついた大満足プレートです。バーガーは7種類の中から選ぶことができます。

女性でも持ちやすいサイズ感なのでペロッと食べられますよ。

ごはんにサラダ、殻まで食べられる「ガーリックシュリンププレート」1,480円も人気です。

ドリンクも充実しており、中でも「ふわふわ綿菓子カプチーノ付き」850円はカプチーノに綿菓子を浸していただく一杯。

インパクト抜群＆思わず写真に撮りたくなる可愛さです。

オシャレな内観と個性的で美味しい料理やドリンクが楽しめる同店。ランチはもちろん、ちょっとしたカフェタイムにもぴったりです。

加賀温泉駅から徒歩15分程のところにある『大衆中華食堂アサヒ軒』。

昭和レトロな外観が特徴のお店で、連日多くのお客さんで行列ができるお店です。

皆さんのお目当てはコレ！一番人気の「えびうま煮そば」1,290円です。

プリプリの揚げえびと野菜がたくさん入ったあんかけラーメンで、大きめのうつわには麺と具とスープがたっぷり！

ピリッと胡椒がきいたコクのあるあんかけスープは1杯すするごとにもう一口、あと一口と飲みたくなる美味しさで、行列ができるのも納得です。

また、同店の駐車場の敷地内には『No.5 paris』というケーキ屋さんがあります。

こちらはアサヒ軒がプロデュースしているお店で、フランスのアンティークを使用した可愛い外観が目印です。

畳3畳ほどという小さなお店ですが、旬のフルーツを使用したケーキやタルト、プリンなどいろんなケーキが楽しめます。

アサヒ軒の美味しいラーメンと合わせて是非味わってみてくださいね。

いかがでしたでしょうか？加賀温泉駅から歩ける範囲内でもこれだけ多くの多彩なスポットがありました。

加賀温泉駅に来たらぜひ駅周辺の観光スポットやランチスポットもチェックしてみてくださいね！