金沢港クルーズターミナルとは?大型クルーズ船を見ながらランチもできます!
令和2年にベイエリアにオープンした「金沢港クルーズターミナル」。クルーズ船が寄港するだけでなく、日本海やクルーズ船を眺めながらランチができるレストランや夜のライトアップなど、船客だけでなく観光客や地元の方も楽しめる名所となっています。本記事では、そんな金沢港クルーズターミナルの魅力や、子どもから大人まで楽しめる周辺スポットを紹介します!
金沢港クルーズターミナルとは?
金沢港クルーズターミナルは、金沢港のあたらしい海の玄関口としてできた建物です。
海側は開放感あふれる全面ガラス張り、屋根は日本海の白波の形をイメージしているようで、とってもおしゃれなデザインの建物です。海側からは日本海を一望でき、夜には美しいライトアップも楽しめますよ。
また、クルーズ船が寄港するだけでなく、展望デッキから海を眺めたり、レストランで食事をとったりすることもできるので、観光やお出かけにもぴったり。これまでには夏休み縁日、映画の上映、乗り物フェスタやマルシェなど、楽しいイベントも開催されています。
クルーズ船寄港の様子
金沢港クルーズターミナルには、様々なクルーズ船が寄港します。私たち家族が先日立ち寄ったこの日は、外国クルーズ船「アマデア」が入港していました。
近くで見ようと2階の展望デッキから眺めてみましたが、写真に納まりきらないほどの大きな船に、胸が躍りました♪ この船はどうやら、東京を出発し、日本を周り、韓国を経由し、最終的にはマニラへ行くみたいです。なんて贅沢な旅なんでしょう・・・!
ターミナル内の2階レストランからはクルーズ船を眺めながらお食事も楽しめます。この日はカフェでの利用でしたが、自分たちもクルーズ船に乗っているようなリッチな時間を過ごせましたよ。たまにはこんなゆったりとした時間もいいですね。
HPやターミナル内で寄港予定表を見ることができるので、ぜひチェックしてみてください!
金沢港クルーズターミナルでランチ
『海の食堂 BAY ARCE』
先ほど紹介したレストランは「海の食堂 BAY ARCE (ベイアルセ)」。店内は爽やかなブルーやホワイトを基調としていて、非日常的な雰囲気を楽しめます。
大きな窓からは日本海が一望でき、クルーズ船が寄港した際には大きな船を間近に眺めながらランチをすることができます。
ベイアルセランチ(2,100円)は、 魚介や加賀野菜など旬の食材をふんだんに使った前菜に、スープ、パン、選べるメインがセットになった人気メニュー。メインは5種類から選ぶことができます。
私はメインにシーフードハントンライス(+200円)をチョイス。サクサクとしたフライとトロトロの卵がとても美味しく、ピクルスがアクセントになっていました。
店内には子ども用の椅子やバンボも用意されているので、小さなお子様と一緒でも安心です。子連れでも利用しやすいですね。
- 海の食堂 BAY ARCE
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基本情報
海の食堂 BAY ARCE
【所在地】石川県金沢市無量寺町リ65 金沢港クルーズターミナル 2階
【電話番号】076-214-4464
【営業時間】10時00分~21時 00分(L.O.20時)
※2月末まで10時00分~18時00分(L.O.19時)までの時短営業予定
【定休日】月曜日
金沢港クルーズターミナル館内の見どころ
大きなクルーズ船が寄港していないと、なんだか見ごたえがないんじゃ・・・そんなことは決してありません! 金沢港クルーズターミナルには大人から子どもまで楽しめる見どころや催し物が充実しています。下記から詳しく紹介していきますね。
1階《CIQエリア、待合エリア》
1階には、たくさんの乗船客の出入国手続きができるCIQエリアと待合エリアがあります。
CIQエリアでは、土日祝日にジャズやギターの弾き語りなどのベイサイドコンサートも開催されており、金沢港の景色を背景に演奏を楽しむことができます。(開催しない日もあるのでHPをチェック!)
待合エリアには、目をひく柱が二本。九谷焼、加賀友禅、輪島塗、山中漆器、金沢漆器の石川を代表する作家さん(人間国宝や日本芸術院会員)が制作された伝統工芸作品だそうです。待合エリアからはターミナル広場へ出ることができ、海を眺めて心地よい浜風を感じることができますよ。
CIQエリアも待合エリアも、クルーズ船のオフシーズンにはイベント会場として利用されており、賑わいの場所になっています。
2階《展望デッキ》
2階には展望デッキがあり、海やクルーズ船を一望できます。屋根があるので雨の日にもおすすめです。広いので子どもも走り回れますよ。(笑) 夜間にターミナル広場のライトアップを見るならここがおすすめです。
2階《金沢港まなび体験ルーム》
金沢港まなび体験ルームは、金沢港のジオラマ、クイズコーナー、操船シミュレーターなどがあり、子どもから大人まで楽しみながら金沢港について学べるエリアです。
100円で体験できる金沢港操船シミュレーターは、大画面で船を操縦でき、難易度、操縦する時間帯や天候を選ぶことができます。2歳の息子は無料の操船シミュレーターに挑戦してみましたが、すぐに他の船に追突していました(笑)
金沢港ライトアップ
夜になると、クルーズターミナル周辺がライトアップされます。ターミナル広場では加賀五彩の色をイメージしたライトアップも見ることができます。
加賀五彩とは、石川県の伝統工芸「加賀友禅」の基調になっている古代紫(こだいむらさき)、臙脂(えんじ)、藍(あい)、草(くさ)、黄土(おうど)の5色のこと。
色ごとに違う模様を表現しており、古代紫は友禅流し、臙脂は手毬、藍は風にゆらめく水面 、草は千鳥、黄土は水玉となっています。5分ごとに色が変わるので、時間があれば眺めてみるのもおもしろいですよ。
基本情報
おすすめ周辺スポット
金沢港クルーズターミナルがあるベイエリア。せっかく来たからにはもっと満喫したい! そんなアクティブな方、必見です! ターミナルと併せて寄るのにおすすめの周辺スポットを2つ紹介します。
- 金沢港クルーズターミナル
- 金沢港いきいき魚市
- 金沢海みらい図書館
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金沢港いきいき魚市
金沢港クルーズターミナルから徒歩5分、石川県の港で水揚げされる獲れたて&旬の魚介が揃う鮮魚市場です。ズワイガニ、甘えび、ノドグロなど、様々な海の幸が、市場ならではのお手頃価格で購入できます。
お買い物するなら午前中がオススメ! 地物の魚で作る一夜干しや、北陸の海鮮珍味などを販売していて、お土産にもぴったりですよ。
市場の中にはイートインスペースがあります。お刺身定食、海鮮丼、日替わり定食など、売切御免・数量限定の海鮮料理はどれも美味しそうで目移りします。獲れたて新鮮の味をその場でいただくと、美味しさも格別です◎
基本情報
金沢港いきいき魚市
【所在地】石川県金沢市無量寺町ヲ52番地
【電話番号】076-266-1353
【営業時間】9時00分~16時00分
【定休日】水曜日
【アクセス】金沢港クルーズターミナルから徒歩5分
金沢海みらい図書館
2012年に「世界の最も美しい公共図書館ベスト25」に選ばれた金沢海みらい図書館。水玉模様のようなおしゃれな外観が印象的です。丸窓の数はなんと約6,000個! 斬新なデザインは国内外でも注目を集めているのだとか。
館内に入ると、無数の丸窓から柔らかな光が差し込み、木漏れ日の中にいるような気分になります。落ち着いて読書ができそうですね。
※写真の撮影は館外や1階ギャラリースペース「記念撮影コーナー」であればOKです◎
基本情報
金沢海みらい図書館
【所在地】石川県金沢市寺中町イ1番地1
【電話番号】076-266-2011
【開館時間】
月曜・火曜・木曜・金曜 10時00分~19時00分
土曜・日曜・祝日 10時00分~17時00分
【休館日】
・水曜日(祝日・振替休日と重なった場合は開館)
・特別整理期間(6月第1月曜日-翌々日、11月の最終月曜日-翌週の金曜日)
・年末年始(12/29-1/4)
【アクセス】金沢港クルーズターミナルから車で5分
【関連ブログ】金沢の隠れ穴場スポットを楽しんできた!
まとめ
クルーズの拠点、そして新たな賑わいの拠点としても注目の金沢港クルーズターミナル。大きな船が寄港している様は圧巻ですが、それ以外にも、グルメあり、学びあり、見どころあり・・・と、魅力たっぷりのスポットでした。ぜひ訪れてみてはいかがでしょう? きっと充実した一日になりますよ!
- 金沢港クルーズターミナル
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基本情報
金沢港クルーズターミナル
【所在地】石川県金沢市無量寺町リ-65
【電話番号】076-225-7030
【営業時間】9時00分~21時00分 (金沢港まなび体験ルーム 9時00分~17時00分)
【休業日】12月29日~1月3日
【アクセス(車)】金沢駅から約15分、金沢西IC・金沢東ICから約15分
【アクセス(公共)】北陸鉄道路線バス「金沢港クルーズターミナル」バス停から徒歩すぐ
【駐車場】無料