能登穴水「潮騒の道」 観光にもおすすめです
今回ご紹介するスポットは石川県穴水町にある「潮騒の道」と呼ばれる遊歩道です。
穴水湾のすぐ真横にあり、ウォーキングやサイクリング、ジョギングなど楽しむことができます。
穴水町のマスコットキャラクターのとりあーなちゃんによると、ウォーキングだと往復で大体180kcal(ご飯1膳、クロワッサンや豆大福)の消費量のようです。
道は整備されています
写真でもわかるように、しっかりと整備されていて道幅もあり歩きやすいです。
車椅子の方でもお楽しみいただけると思います。
「ぼら待ちやぐら」も見えます
潮騒の道を少し歩くと、「ぼら待ちやぐら」が見えてきました。
この丸太で組まれたやぐらは、"ぼら"という魚を捕るために建てられたものです。
そもそもの始まりは江戸時代まで遡るそうですが、音に敏感で警戒心が強いぼらを捕るためにやぐらの上で待機して海に仕掛けた網を見張り、ぼらが通ったら一気に引き上げる漁が穴水町で行われていました。
時代の変化と共に30年ほど前にこの漁は廃止となったそうですが、現在も穴水町の観光のシンボルとして残されています。
陽の光が反射して光る様子が綺麗です。
ぼらは見つけれませんでした。
ぼら待ちやぐらの奥にも遊歩道が続きます。
全長で2キロほどあるようで、歩くのにちょうど良い距離ではないでしょうか。
波の音を聞き海を感じながら歩く。忙しない喧騒の中でゆっくりとそんな時間を持つことも大切なことだと感じます。
豊かな植物たちを楽しむことができます
この潮騒の道、実は海を感じられるだけではないのです。
遊歩道の真横には林が広がるのですが、植物名がプラカードに記載されていて、ヤマザクラやヤマツバキ、ヤマツツジなど豊かな植物たちを楽しむことができます。
僕も森の中で写真を撮ることはありますが、どれが何の木なのかいまいち詳しくなく…。こうして表示されていると分かりやすいですね。
心安らぐ場所です
海が続き磯の香りや潮騒の音、のどかな海の風景の中に見える人々の暮らしに心が安らぐ場所だなと感じます。
穴水町へ観光へ来た際にはおすすめの場所です!
健康のために散策される地元の方も多いそうで、それ以外にも県外ナンバーの車もあるなど多くの方が楽しまれる潮騒の道。
海沿いの遊歩道だけではなく、山川に入っていく道もあり様々な楽しみ方やコース内容があるようです。
これから紅葉が始まる季節、ぜひのどかな里山里海の風景を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。
基本情報
- 潮騒の道
- ボラ待ちやぐら
Google Mapの読み込みが1日の上限回数を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
ライター情報
ほっと石川旅ねっと体験ライター 又木
能登在住で、趣味の写真を通して能登の風景などを発信しています。