ゆのくにの森で伝統工芸体験!楽しみ方を徹底リポート
加賀伝統工芸村ゆのくにの森とは?
村内には、江戸末期からの茅葺き屋根の古民家が沢山あり、工芸体験だけでなく情景溢れる景観を楽しむことができます。
50種類以上の工芸体験が楽しめる施設
九谷焼ろくろ回しやサンドブラスト、手びねりや紙漉き(かみすき)など50種類以上の工芸体験ができます。
個人の方は基本的に予約なしで利用できるのも魅力の1つです。
広大な丘陵地で景観を楽しむ
工芸体験を楽しむのも良いですが、景観をゆったり楽しむのもオススメ☆
村内の至る所に茅葺き屋根の古民家があり、自然豊かな背景が非日常感を演出!
ゆっくり歩いて周ると、約1時間ぐらいかかるほどの広さ(笑)
フォトスポットも沢山あり、写真を撮りながらのんびりお散歩するのも楽しいですよ^^
映えスポットも充実!
ゆのくにの森は、映えスポットの宝庫でも有名♪
村内の至るところに写真映えスポットがあります!
旅の思い出に、お好きな映えスポットで記念に1枚どうでしょう^^
色鮮やかな傘のコントラストが素敵!
こんな映え写真が撮れますよ◎
ハート形に切り抜かれた景色は、素敵な風景が広がっていました☆
カップルや家族での記念撮影におすすめです!
少し高い丘の上にあるので、風が気持ちよく、のんびりおしゃべりするのにピッタリ◎
ピンク色が可愛いモニュメント♡
一番高いモニュメントから見晴らせる村内の景色は爽快感があります♪
赤い提灯が天井一面にいっぱい♪
赤色がとても鮮やかで綺麗でした◎
おすすめの伝統工芸を体験
どれも魅力ある工芸体験ばかりで、正直どの体験を行うかめちゃくちゃ悩みました・・・・(笑)
人気の「ろくろ回し」を体験!
スタッフさんにどんなものを創りたいかを相談し、土と基本の形を準備してもらいました。
今回は湯飲み創りにチャレンジ!
最初はとても厚みがあった粘土を両手の指ではさみながら、下から上に引き伸ばしていきます。
力加減に注意しながら、ゆっくり何度も繰り返し少しずつ大きくしていきます。
焼き上がりの大きさが、成形時より一回り小さくなると教えていただいたので、それに注意しながら大きさを調整しました。
形が崩れないように集中してたらあっという間に出来上がりました!
焼き上がりが楽しみです♪
※ろくろ回しの作品は後日発送で、お届けに約6ヶ月ほどかかります。
きらびやかな小物創りが楽しい金箔はり体験!
コースと、金箔を貼る器、1枚好きなシールを選んだら、体験スタート!
今回は職人コースでペン立てを選び、猫のシールをもらいました。
スタッフさんに教えてもらいながら、まずはシールを貼って、その周りのデザインを考えていきます。
今回は夏っぽく、川のほとりに佇む猫をイメージして作ってみました!
デザインを考えたら、次はマスキングテープで金箔を貼る形に沿って周りを囲む工程です。
テープをとった後の見え方を想像しながら貼っていきます。
複雑な形を作ろうとすると少し細かい作業が必要になりますが、黙々と無心で作業に没頭できる所がとても良かったです!
そして、フィルムの上からわたで擦り定着させます。
所々足りない部分は余った金箔を指でポンと抑えて貼り付け筆でなぞって綺麗にしていきます。
金箔は1万分の1mmととても薄いので、ヨレたり途切れたりと苦戦しましたが、少しずつ貼り付けていきました。
貼り終えたら、グラデーションにしたい箇所に漆を塗って拭き取り、金箔を筆で細かくした後、ポンポンとつけていきました。
筆を横には動かさず垂直に置いていくようにのせるのがポイントだと教えていただきました。
最後に、オイルを綿棒と布に染み込ませ、いらない箇所の金箔をとっていきます。
この工程で、金箔を貼った部分の形を整えたり、綿棒を使えば細かいあしらいをつけることができます。
全体を調整したら体験時間1時間ほどで完成です!
出来上がった作品はその場で持ち帰ることができます。
初めての金箔はり体験でしたが、金箔を貼る時やマスキングテープを剥がす時が一番ドキドキしました。
自分だけの煌びやかな小物が出来上がり、達成感もあって良い体験ができました。
九谷焼の五彩を使ってカラフルな絵付け体験!
今回は丸皿を選びました。絵の具の取り扱い方と、注意事項を教えていただき、早速描いていきます。
その場で何を描こうか迷ってしまいそうな方は予め決めておくとスムーズに描けそうです!
赤・黄・緑・紫・紺青の5色+縁取り用の黒の6色を使うことができます。
色が重なると焼き上がりの時に綺麗な色が出ないようなので、重ならないように慎重に塗っていきました。
焼き上がりの色の見本を見ながら、色を濃くしたい部分は絵の具をたっぷり取って塗り重ねていきます。
普通の絵の具と塗り心地が少し違うところを楽しみながら集中して描いていると時間があっという間でした。
塗り直したいところは布で拭き取ればやり直すことができるので初めての方でも安心です。
絵の具が乾いた後に竹串で削って模様を作ることもできます。
体験時間30分ほどで完成です!
焼き上がりが楽しみな仕上がりになり、大満足でした。
※絵付け体験の作品は後日発送で、お届けに約2ヶ月ほどかかります。
ゆのくにの森でランチ
地元小松市のうどんが味わえる「うどん処 陣太鼓」
「うどん処 陣太鼓」は、地元グルメの小松うどんや金澤カレーを召し上がることができます。
こちらでは、いなりうどん1,000円(税込)を注文しました。
甘めのお揚げに小松市のマスコットキャラクター「カブッキー」のかまぼこ等がトッピング☆
細めで程よいコシがあるつるつる麺と、癖のない出汁つゆでとても美味しかったです!
カブッキーのかまぼこが可愛くつい写真を撮りたくなる一杯でした♡
自家製の出汁で味わう越前蕎麦「和紙の館・そば処 白山」
「和紙の館・そば処 白山」がある館では、お食事の他にそば打ち体験や紙漉き体験ができます。
ざるそば・おろしそばの両方が楽しめるセットは珍しい^^
素朴な越前そばと自家製出汁つゆで、とても優しいお味で美味しかったです◎
石川県の郷土料理「治部煮」を具にした「治部煮コロッケ」も美味しそうで気になりました!!!
しかし、お腹いっぱいで今回は見送りました・・・・・
ゆのくにの森でお土産を買うなら?
広々とした館内に沢山のお土産があり、どれを買うか悩みました^^
※村内の各館でもお土産を買うことが出来ますよ!
ゆのくにの森でしか買えない伊助饅頭!
今回お土産に購入したのが、ここでしか買えないゆのくにの森オリジナル「伊助饅頭 6個入」760円(税込)!
ふっくらした饅頭の中に、栗入りの餡子がぎっしり!
飽きのこない甘さで、細かく砕いた栗の食感が心地よくて何個でも食べれそうです^^
小分けになっているので、ばらまき菓子としてもオススメ☆
入村料やアクセス方法は?
料金は?
入村料は、大人550円(税込)、中学生・高校生440円(税込)、小人(4歳以上)330円(税込)です!
【障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名】
大人450円(税込)、中学生・高校生360円(税込)、小人(4歳以上)270円(税込)
障がい者手帳をお持ちの方には、入村料金の割引があります。障がい者手帳をご提示ください。
ご本人様及び付添者1名様への割引が適用されます。
1日で回りきれないという人には2日券がおすすめ!
伝統工芸体験にたっぷり時間をかけても大丈夫☆
大人:お持ちの入村券にプラス300円、中学生・高校生:お持ちの入村券にプラス250円、小人(4歳以上):お持ちの入村券にプラス200円
また工芸体験にはそれぞれ費用がかかりますのでご注意を!
車でのアクセス
・JR加賀温泉駅より車で約20分
・北陸自動車道加賀ICより車で約25分
公共機関でのアクセス
・JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャンバス」山まわり線または加賀小松線に乗車→「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」下車
・JR小松駅から路線バス粟津線「那谷寺行き」に乗車→「上荒屋」下車
駐車場
駐車場は、普通車300台・大型車(バス)60台とかなり広々としています^^
まとめ
いかがだったでしょうか?
多種多様な伝統工芸体験から豊富な映えスポットなど楽しめる要素が沢山ある「ゆのくにの森」を紹介しました!
私はやりたい工芸体験がまだまだあるので、1日じゃ時間が足りませんでした・・・(笑)
工芸体験を思う存分体験したい方は、ぜひ2日券でお楽しみください♪
基本情報
加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森
住所〒923-0393 石川県小松市粟津温泉ナ-3-3
電話番号:0761-65-3456
FAX番号:0761-65-3344
営業時間:9時00分〜16時30分
※入村の最終受付時間は午後4時までにお願いいたします。
※体験の最終受付時間は午後3時までにお願いいたします。
定休日:木曜日※祝日は営業
入村料:大人550円、中学生・高校生440円、小人(4歳以上)330円
【障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名】
大人450円、中高生360円、小人(4歳以上)270円
駐車場:普通車300台、大型車(バス)60台