金沢・石川で神社仏閣巡り!御朱印・ご利益・お守りを徹底解説!
「石川県でおすすめの神社やお寺はどこ?」そんな疑問にお応えします◎
石川県内で人気の神社仏閣を徹底ガイド!由緒やご利益、御朱印やお守り、見どころなどなど・・・参拝前に知りたいアレコレを画像付きで解説。この記事をガイドブック代わりにいろいろ巡ってみてください^^
尾山神社
金沢のシンボルのひとつ「尾山神社」。お祀りされているのは、加賀百万石の領地を一代で築き上げた前田利家公と、献身的に彼を支えた正室のお松の方。
前田利家の勝負強さから「勝負運」「出世運」を祈願して参拝される方が多いです。ご夫妻お二人を神様としてお祀りする全国でも珍しい神社で「夫婦円満」「子宝」「安産」などのご利益も授かることができます。
尾山神社の見どころ
見どころは何といってもステンドグラスが施された神門。国の重要文化財に指定されています。和・漢・洋、三洋式のデザインを取り入れた和洋折衷な佇まいが印象的です。建設当時には前例のないこのような姿になった理由は「強いて伝統を踏襲せず、堅固をめざした」からだと言われています。
夕方から22時までの間はライトアップもあるので、日没の時間帯の参拝もおすすめ。ステンドグラスから優しく美しい明かりが灯り、ロマンチックな雰囲気が魅力的です。
尾山神社の御朱印・お守り
御朱印は奉書紙に書いたものを頂けます。右下の福印(朱印)の模様が毎月替わるのでそこにも是非ご注目ください。初穂料は500円。
基本情報
尾山神社
【住所】〒920-0918 石川県金沢市尾山町11-1
【電話番号】076-231-7210
【営業時間/期間】
授与所・御朱印受付 9:00~17:00
お祓い時間 9:30~15:30
【定休日】年中無休
【料金】拝観自由
【交通アクセス】
車:北陸自動車道金沢東ICより約20分、北陸自動車金沢西ICより約30分
公共交通:JR金沢駅より北鉄バス南町・尾山神社下車、徒歩3分
【駐車場】15台
金澤神社
金澤神社が鎮座するのは兼六園「随身坂出口」のすぐ近く。前田家の先祖とされている菅原道真、そして「金運」「災難除け」の白蛇竜神などが御祭神として祀られています。
学問の神様(天神様)である菅原道真を祀っているため、入学祈願でお参りする方が多いようです。また、その隣にある「金城霊澤」は「金沢」の地名の由来になっています。
金沢神社の見どころ
金澤神社と深い結びつきのある金城霊澤にはこのような言い伝えがあります。
その昔、貧しい農民の"芋掘藤五郎"がこの沢で芋を洗ったところ、芋にたくさんの砂金がついていました。藤五郎はその砂金をひとり占めせず、人々に分け与えたそうな。そのうち「金を洗う沢」=「金沢」と言われるようになったんだとさ。
夢牛は撫でると夢が叶えてくれると言われています。そのほか、神門の手前にある放生池にはイボをこすると取れるといわれる「いぼとり石」もありますよ。
金澤神社の御朱印・お守り・おみくじ
金澤神社の御朱印は社務所で直書きしていただけます。初穂料は500円。文字の部分に添えられている金箔は、金城霊澤・芋堀藤五郎の物語になぞらえているそうです。梅の紋と天神様が描かれた栞も添えられていました。
お守りは天神様にちなんだ「学業御守」「合格御守」、金運招福・災難厄除けなど竜神様のご利益にちなんだ「白蛇龍神御守」などが人気のようです。
水ととても関りの深い神社のためか、水みくじがありました。初穂料の100円を納めて金城霊澤の霊水が汲みあがる手水舎へ。じんわりと絵や文字が浮かび上がるのかと思いきや、水に浸した瞬間「大吉」の文字が!これには後ろに並んでいたマダムも一緒にビックリ!(笑)
「いい福をお裾分けしてもらえたわ^^」とその場で意気投合。不思議な縁が出来ました。
基本情報
金澤神社
【住所】〒920‐0936 金沢市兼六町1-3
【電話番号】076-261-0502
【受付時間】9:30~17:00
【定休日】年中無休
【料金】拝観自由
【交通アクセス】金沢駅より車で約10分
【駐車場】近隣にコインパーキング有り
香林寺
「願掛け寺」として人気の香林寺。慶安4年(1651)に加賀藩家老青木五兵衛が加賀藩3代藩主前田利常公に願い出て、長岩和尚を開山として建立されました。「願掛け十二支像」が安置された「幸福の道」がパワースポットとして有名です。秋になると1万本の白い彼岸花が庭一面に咲き誇り、その様子は目をみはる美しさになります。
香林寺の見どころ
歴代のご住職は、本堂左の祈祷所に安置される「開運霊薬不動尊」のお力で病気や悩みに苦しむ人々をお救いになられたそうです。また加賀友禅作家で人間国宝の木村雨山の短歌や色紙も本堂内で観覧することができます。
これらの作品は、彼がご子息の病気平癒で香林寺に在住中、庭に見える花鳥などを描いたもの。驚くことに、この滞在期間中にご子息の病気が治ったのです!雨山自身もこれを大変喜び、そのお礼として香林寺に作品を描き残していったのだそうです。
お参りの方法は、1週目:順路に沿って自分の干支を探す、2週目:仏様に自分の存在を知っていただく、3週目:自分の干支の前で願掛けをする・・・という流れになっています。
ちなみに、願掛けのあと白不動さんに触れると美白美肌のご利益もあるのだとか。これは…!と思い、念入りにお触りしてきました。
香林寺の御朱印・お守り
香林寺の御朱印は奉書紙に書いたものを頂けます。初穂料は300円。拝観料の500円も寺務所で支払いをします。
また、幸福の道の十二支像に掛ける「願掛けタスキ」も人気です。タスキには本堂で願い事を書いて幸福の道に進みます。好きな色を選べるので、若い方は所謂「推しカラー」を選ばれることも多いんだとか。
同じお願い事でもカラーバリエーションが豊富なので、同志とお揃いにしても楽しそうです^^
基本情報
香林寺
【住所】〒920-8031 石川県金沢市野町1-3-15
【電話番号】076-241-3905
【受付時間】9:00〜16:30
【定休日】法要日、年末
【拝観料】大人 500円、中学生以下及び団体20名以上 400円
【交通アクセス】
車:金沢西ICから5.9km、金沢森本ICから11km
公共交通:JR金沢駅下車 市内バス「広小路」下車 徒歩3分
【駐車場】10台 極楽寺の有料駐車場も利用可
日蓮宗本山 金榮山妙成寺
妙成寺(みょうじょうじ)は1294年(永仁2年)の開山から今に伝わる名刹、北陸における日蓮宗の本山として有名なお寺です。加賀藩前田家との縁も深く、御用大工が親子三代に渡って腕前を披露。建築物は桃山時代を象徴する城砦のような力強さや、禅宗様式の繊細さを併せ持っています。
境内には複数のパワースポットを有し、「縁結び」「子宝」「健康」「立身出世」など、心願成就のお寺として様々なご利益をいただけるそうです。
目指すは国宝!重要文化財の宝庫!
妙成寺の特徴は、本堂を真ん中に、向かって右に「祖師堂(そしどう)」、左に「三光堂(さんこうどう)」という3つの御堂が横一線に並んだ「3堂横並び」の配置。これは日蓮宗(法華宗)寺院の伝統的な寺院配置です。実は今でも建立当時の姿を残しているのは全国で妙成寺だけなのだとか。
さらに境内には国重要文化財の木造建築物が10棟、石川県指定の文化財も3棟あり、見どころ満載! この歴史的価値を後世に伝えるため、妙成寺は石川県内初の「国宝」を目指しているそうです!
日蓮宗本山 金榮山妙成寺の見どころ
重要文化財だらけで見どころが多すぎる妙成寺。とてもじゃないけど全ては紹介しきれないので、下記では私が印象に残った3つをご紹介します!
国重要文化財の五重塔は、加賀藩3代藩主 前田利常の母・寿福院が願主となって建てられました。言わずもがな妙成寺のシンボルですよね!ちなみに北陸で五重塔が見られるのは妙成寺だけですよ!
その高さ34.18メートル。真下から見上げると首が痛いほど大きくて迫力満点!どっしりと重厚感のある佇まいが印象的でした。厳しい海風に耐えられる頑丈な造りは、昨今の能登半島地震でもびくともしなかったそうです。細部には龍や植物などの彫刻も施されていました。
(※2023年12月末まで屋根の修繕工事が行われます。)
石川県指定文化財の丈六堂(じょうろくどう)。こちらに安置されているのはジャンボな釈迦如来立像!
建物は外から見ると2階建てのように見えますが、中に入ってみると仏様の部分だけ2階の床が抜けているような造りでした。それでも天井に頭スレスレ…! だってその高さは約5メートルもあるんですもの。神々しいお姿に思わず手を合わさずにいられませんでした。合掌。
加賀藩5代藩主 前田綱紀が、参拝の際の休息所とするため建てた書院。その隣の庭園は石川県指定名勝となっています。縁側からの眺めは五重塔を借景にとりいれた造り。あんなに大きかった五重塔がここからは小さく見えて、なんだか不思議な気分です。
それにしても素晴らしい景観! かつてのお殿様達も、この縁側からこの景色を楽しんだのかな・・・と思うと感慨深くなりました。
日蓮宗本山 金榮山妙成寺の御朱印・お守り
妙成寺の御朱印は寺務所で直書きしていただけます。御朱印代は300円。この日は御朱印帳を忘れてしまったのですが、奉書紙に書いたものも頂けました。
人気のお守りは「身体健全・除災得幸」守り。赤緑それぞれ300円、手に取りやすいお値段が嬉しいですね。五重塔がデザインされたトートバックや手ぬぐいもありましたよ。
基本情報
日蓮宗本山 金榮山妙成寺
【住所】〒925-0002 石川県羽咋市滝谷町ヨ-1
【電話番号】0767-27-1226
【受付時間】8:00〜17:00(11月〜3月は8:00〜16:30)
【定休日】年中無休
【拝観料】拝観料:大人(高校生)500円、 小・中学生300円、 団体割引(30名以上)1割引
【交通アクセス】
車:のと里山海道柳田ICから車で10分
公共交通:JR羽咋駅から「北鉄能登バス富来・高浜方面行き」乗車→約20分→妙成寺口バス亭で下車し、徒歩約10分
【駐車場】大型観光バス10台、乗用車80台
能登國一宮 気多大社
社叢には「入らずの森」とされる聖域があり、スピリチュアルで研ぎ澄まされた雰囲気に不思議と背筋が伸びるような気分になります。
能登國一宮 気多大社の見どころ
手水舎でお清めを済ませたら、いざ本殿へ。大きな檜皮葺の屋根が印象的な神門は桃山時代のものだそう。神門をくぐると「参拝順路」の看板が。順路に沿って左に進むと、まず初めにお参りするのが「事代主神(ことしろぬしのかみ)」をお祀りする若宮神社。事代主神は七福神の「恵比寿様」としても有名ですよね。「商売繁盛」「五穀豊穣」などのご利益があります。
さらに右に進むと「和合の神」=「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」をお祀りした白山神社が鎮座します。
白山神社をお参りしたあと、さらに右に進むと「学問の神様」=天神様をお祀りした菅原神社があります。「合格祈願」や「学業成就」を祈願した絵馬がたくさん掛かっていました。
これだけたくさんの御祭神をお祀りしているのですから、その名の通り多くの「気」が集まるのでしょう。
こんなこと言ったら罰当たりかもしれませんが、力のある神様が集結していて、ご利益のアベンジャーズみたいだと思いました…!(真顔)
能登國一宮 気多大社の御朱印・お守り
能登國一宮 気多大社の御朱印は社務所で直書きしていただけます。初穂料は300円。御朱印と一緒に和紙に「氣」が記された「縁起物」もいただけます。こちらは方位などは関係なく、家の中の好きな場所に貼っておけば良い「気」を集めてくれるそうです。
基本情報
能登國一宮 気多大社のアクセス・駐車場など
【住所】〒925-0003 石川県羽咋市寺家町ク1
【電話番号】0767-22-0602
【受付時間】8:30~16:30 ※一月一日〜三日のみ24時間
【定休日】年中無休
【料金】参拝無料
【交通アクセス】
車:のと里山海道「柳田I.C.」から約3分
公共交通:羽咋駅から北鉄バスに乗車し、一ノ宮バス停で下車、徒歩5分
【駐車場】300台
白山比咩神社
古くから人々にとって生活に不可欠な“命の水”を供給してくれる白山は、信仰の対象として仰がれてきました。地元では「しらやまさん」と呼ばれ親しまれています。
白山比咩神社の見どころ
表参道は一の鳥居をくぐった瞬間から、結界の中に入ったような身が引き締まる雰囲気です。この日の気温は最高34度。その暑さを忘れるくらい、流れる滝の水音や、木々のそよぎが心地よく、二の鳥居、三の鳥居へと向かいながら心身共に清められている・・・そんな不思議な感覚がしました。
白山比咩神社の御朱印・お守り
白山比咩神社の御朱印は社務所で直書きしていただけます。初穂料は300円。多くの方が御朱印をお求めになるので、待ち札を貰って順番を待ちます。この間にお参りを済ませても良さそうですね。
人気のお守りは「結び守」。「菊理媛尊」の“結びの力”と、白山信仰の象徴である“命の水”のイメージを連想させるデザインが印象的です。また、白山は歯苦散(はくさん)の語呂合わせで、歯の苦しみを癒すとされます。そのため、口から出る災い(言葉)や、口から入る災い(虫歯、ウイルス)から心身を守る「白癒守(はくいまもり)」も人気です。
基本情報
白山比咩神社のアクセス・駐車場など
【住所】〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ105-1
【電話番号】076-272-0680
【宝物館拝観時間】9:00〜16:00(4月〜10月)、9:30〜15:30(11月)
【定休日】宝物館は12月〜3月冬期休館
【料金】
宝物館拝観料:大人(個人)300円(団体)200円 高校生以下無料
【交通アクセス】
車:北陸自動車道をご利用の場合→美川ICを降りる
公共交通:「鶴来駅」から加賀白山バス「瀬女行き」乗車(約5分)→バス停「一の宮」下車→表参道まで徒歩約5分
【駐車場】500台
那谷寺
ご本尊は「十一面千手観音菩薩」で、「縁結び」「交通安全」「家内安全」「厄除け」など様々な御利益がいただけます。雄大な自然に包まれた四季折々の景観も美しく、特に秋は紅葉スポットとしても人気です。
那谷寺の見どころ
“おくの細道の風景地”として国指定名勝となっている「奇岩遊仙境」は、不思議な形をした岩の開口部に無数のお地蔵様が鎮座しています。この奇妙な岩の形状は海底噴火の跡と伝えれれており、永い年月をかけて風と波に浸食され現在の姿になったそうです。
「奇岩遊仙境」を横目に歩き進めると「いわや洞窟巡り」の入り口のある本殿「大悲閣」へ。「岩屋」=洞窟を母の胎内に見立て、その中を巡ることで現世での罪を洗い流し魂が清く生まれ変わるとされています。
薄暗い洞窟の中は、確かにあの世とこの世の境目のような輪廻転生を感じさせる雰囲気がありました。
橋の先には展望台がありました。ここから望む「奇岩遊仙境」の眺めがなんと素晴らしいこと・・・!
それもそのはず、「境内で最も美しい眺め」と称されている絶好のビュースポットです。心に焼き付けたい景色、、、これは芭蕉じゃなくても一句読みたくなるのも頷けます。
那谷寺の御朱印・お守り
那谷寺の御朱印は、山門から入ってすぐ左に見える「金堂華王殿」で頂けます。直書きで初穂料は300円。
記帳していただいている間に、ご本尊「十一面千手観世音菩薩」にお参りをしました。7.8mにも及ぶそのお姿は荘厳そのもの。壁面には郷土出身の作家によって、神仏融合の白山信仰の様子が描かれていました。
※「十一面千手観世音菩薩」は撮影禁止です。
中でも人気なのが「勝守」。受験、就職、恋愛、試合、健康、仕事など、様々な「勝ちたいシーン」で運を引き寄せてくれます。
基本情報
那谷寺のアクセス・駐車場など
【住所】〒923-0336 石川県小松市那谷町ユ122
【電話番号】0761-65-2111
【宝物館拝観時間】9:15~16:00
【定休日】 年中無休
※令和5年11月1日から下記の通り拝観料が改定となります※
【料金】
▼一般拝観
・大 人(中学生以上)1,000円(1名料金)900円(30名以上)800円(100名以上)
・小学生 300円(1名料金)200円(30名以上)200円(100名以上)
・幼児 無料
・障害者手帳提示 500円(1名料金)400円(30名以上)300円(100名以上)
▼特別拝観
・重文書院/庭園/三尊石
一般拝観料+300円(幼児・小学生無料)
※特別拝観は令和5年11月1日から令和5年12月31日迄の間無料開放と
させていただきます。ただし、冬季積雪時は特別拝観は閉鎖となります。
【交通アクセス】
▼車
・富山方面から→小松ICで降りて約30分
・福井方面から→加賀ICで降りて約30分
▼公共交通
・JR加賀温泉駅からキャンバス(山まわり線または加賀小松線)乗車→「那谷寺」下車
・JR小松駅から路線バス粟津線「那谷寺行き」乗車→「那谷寺」下車
【駐車場】無料駐車場あり(バス40台、小型車200台)
大本山總持寺祖院
總持寺祖院は曹洞宗の大本山として瑩山紹瑾禅師(けいざんじょうきんぜんじ)により、元亨元年(1321)に創建。令和3年に開創700年を迎えた歴史ある古刹です。明治31年の大火で境内が焼失し本山は横浜へ移転。以来、祖院となりましたが風格あるお庭や荘厳な建造物からは、かつての威厳を色濃く感じ取ることができます。
事前予約が必要になりますが、一般の方でも座禅体験に参加できたり、精進料理をいただけるなど、「禅の教え」を「体感」できるお寺でもあります。
大本山總持寺祖院の見どころ
思わず立ち止まってしまうほど立派な山門は、昭和7年に完成した総欅(けやき)造り。高さ17.4m、間口20m、奥行き14.4mもあり、実物は写真よりずっっっと大きく感じました。2階の正面にある「諸嶽山(しょがくさん)」の扁額(へんがく)が畳1枚分の大きさと言えば、この壮大なスケール感が伝わるでしょうか・・・?
朱塗りの「白字橋」がアクセントになって、人気のフォトスポットになっています。ちなみに私が持っている和傘は、禅の里交流館(總持寺祖院から徒歩5分)で無料レンタルできますよ。
大祖堂(法堂)は大正2年に完成した総欅入母屋造(けやきいりもやづくり)で国登録有形文化財となっています。明治の大火後最初に再建工事の着工が始まった建物なのだとか。それだけ門前の人々にとって大切なシンボルだったことがうかがえます。
平成26年に修復工事も完了し、内部も拝観できるようになりました。中に入ってみると、大きな天蓋が金ピカで眩しい…! 正面には開祖の瑩山禅師、その両脇に道元禅師(どうげんぜんじ)と二祖・峨山禅師(がさんじょうせきぜんじ)が祀られています。
時期ごとに様々な催しが楽しめるのも總持寺祖院の魅力のひとつ。私が参拝した際は、回廊や畳の間を和傘で彩るライトアップ企画「ワガサイロ~wagasairo~」が開催中でした。
そのほか「首山三十三観音めぐり 慈悲の杜」と題したスタンプラリーにも挑戦!すべてを巡礼することで、優しさ・心遣い・勤勉さなどを身に着け、穏やかな暮らしが送れると信じられている関西圏33箇所の寺院。その祠が總持寺祖院の首山(裏山)にあることが由来なのだとか。こちらの所要時間は30分ほどなので、お時間ある方はぜひ!
大本山總持寺祖院の御朱印・お守り
御朱印をいただくには山門をくぐって右手に進み、香積台(こうしゃくだい)の総合受付へ向かいます。御朱印代は300円。御朱印帳を持参すれば直書きしていただけます。
定番のお守りは香積台に、山門を出た先のオフィシャルグッズショップにはお土産に重宝しそうなストラップ守りがありました。
基本情報
大本山總持寺祖院
【住所】〒927-2156 石川県輪島市門前町門前1-18甲
【電話番号】0768-42-0005
【受付時間】8:00〜17:00
【定休日】年中無休
【拝観料】大人500円 中高校生400円 小学生200円
【交通アクセス】
車:金沢から約1時間50分(のと里山海道「穴水IC」下車)、穴水ICから約20分
公共交通:金沢駅より輪島特急バス乗車「此の木」下車→北鉄奥能登バス「穴水線」に乗り換え「門前総持寺前」下車
【駐車場】自家用車 50台、大型バス 20台
まとめ
神社やお寺ごとに様々な歴史や言い伝えがありましたね。お参りに行く前に知っておくことで、より授かるご利益がありがたいものに感じられそうです。
願いが叶ったらお礼参りも忘れずに!きっと神様・仏様も喜ばれますよ^^
- 尾山神社
- 金澤神社
- 香林寺
- 本山妙成寺
- 能登國一宮 氣多大社
- 白山比咩神社
- 那谷寺
- 大本山總持寺祖院
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