和倉温泉で心と身体のキレイを磨く美活旅|石川県七尾市
ほっと石川旅ねっと体験ライターの沖﨑です。
今回のメインはなんと「ナマコ」です。ナマコの生産地として有名な、能登半島の中心に位置する七尾市の和倉温泉で、美肌磨きも兼ねてレッツGO!
取材当日はあいにくの雨でとても寒い日ではあったけど、グルメと温泉に癒されてきました!!
能登産「このわた」をナマコから取り出すレアな体験にチャレンジ!
この七尾湾で食用として水揚げされるナマコは主に3種。写真左から、赤ナマコ、青ナマコ、黒ナマコで、それぞれに身のやわらかさや味わいが若干異なると言います。
ナマコは冬になると活発に動くようになり、太り具合もよくナマコ漁も盛んになります。
まずは、ナマコのさばき体験に挑戦です。体験場所は、ナマコやモズクの加工品を製造する『大根音松商店 なまこや』の石崎工場。中に入るとナマコの水槽がずらりと並んでいます。
このナマコの体型を見て後ずさりする人もいるかもしれませんが、姪は「うわぁー、ナマコ酢も好きだし触ってみたかったんだ」と意欲満々。ヌルッとするナマコをしっかり掴んで、教えていただいた通りナイフでさばいて内臓を取り出しています。ナマコに触ることができる貴重な機会ですよね。
美肌づくりが期待できる?グルメ「このわた」と「なまこ石けん」
ひと口ひと口美味しそうに頬張っていますが、感想は?「このわたは磯の香りがたっぷり。粘りがある食感と、独特のにおいも少しあるけど、それがまたよくてご飯にぴったり合う!」と絶賛。ニコニコ顔で完食しました。
ちなみに、干したなまこを「金ん子」と呼ぶのは、金にも値する高級食材だからなのだそうですよ。
ナマコの大きな特徴は、再生能力が高いこと。半分に切ったとしても2つになって再生していくそうで、内臓も再生するそうです。そんな特性を生かしてなまこ石けんも開発されました。今回の体験にも「洗顔化粧せっけん なまこ美人」が1個付いています。和倉温泉の源泉水と能登の珪藻土も混ぜており、ナマコに含まれるコラーゲン、温泉の保湿成分、珪藻土の汚れを落とす力などが期待できるそうです。
基本情報
大根音松商店 なまこや
【住所】石川県七尾市石崎町香島1-22(なまこや本店隣「海ごちそう」)
【電話番号】0120-33-7058(なまこや本店)
【定休日】無休(1・2月は木曜)
【営業時間】8:30~17:00
【駐車場】10台
《能登産「このわた」と「なまこ」でお肌ツルツル体験》
【体験場所】石川県七尾市石崎町1-11(大根音松商店石崎工場) ※和倉温泉駅から徒歩約15分。
【食事場所】石川県七尾市石崎町香島1-22(なまこや本店隣「海ごちそう」) ※大根音松商店石崎工場から徒歩約15分
【予約方法】7日前までに和倉温泉観光協会(0767-62-1555)へ ※その時期の状況により実施していない場合もあるため、要確認。
【体験日時】1月15日~3月15日の月、火、金曜に実施。
【体験時間】11:00~、13:00~(約90分)
【体験料金】2,800円 ※このわたいくら丼の食事となまこ石けん1個(小サイズ)付き
魅惑のアート空間でカリスマパティシエのスイーツをいただく
世界で活躍するパティシエ、辻口博啓氏(※辻はしんにょうの点が一つ)はここ石川県七尾市の出身です。その故郷に開いたのが『LE MUSEE DE H(ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ) 辻口博啓美術館』。パティスリーブティック、カフェ、美術館からなる魅惑のアート空間となっています。カフェ利用は順番待ちでしたので、その待ち時間に美術館を見学することにしました。
カフェは七尾湾に面していて、店内の大きなガラス窓からは海を一望。運よく、七尾湾の向こうにゆったり横たわる能登島も見渡せる窓際の席が取れました。
お天気がよければオーシャンビューの絶景も楽しめそうですね!
開店当初から人気のミュゼ(左:594円)をはじめ、レモンのムースのエーグル(中:648円)、能登のミルクと卵を使うセゾン・ド・ガトー(右:594円)などのフレッシュケーキのほか、焼き菓子やバウムクーヘン、チョコレートなどもそろいます。手みやげ用としてテイクアウトもいいですね。
基本情報
LE MUSEE DE H(ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ) 辻口博啓美術館
【住所】石川県七尾市和倉町ワ部65-1
【電話番号】0767-62-4002
【定休日】不定休
【営業時間】9:30~17:00(L.O.)
【駐車場】20台
【料金】辻口美術館入館無料
和倉温泉の源泉で温泉たまごづくりと手湯に癒される
80~90度で湧き出す温泉は無色透明で無臭、泉質はナトリウム-カルシウム塩化物泉で、効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、切り傷、アトピー、冷え性など。また温泉は飲用も可能で、効能は慢性消化器病、慢性便秘、貧血症などだそう。
ちょうどよい時間となったので湯元の広場に戻り源泉を見たら、入れたときよりも卵が増えていました。いろんな人がここを利用しているんですね。
基本情報
和倉温泉(湯元の広場、弁天崎源泉公園)
姪にはナマコの見た目で断られるかと思いましたが、魚介全部が大好きということで助かりました。二人ともこのわたが大好物!丼もとても美味しくいただき、まだ温かい温泉卵のみやげを持って帰路につきました。次回はプライベートで温泉旅館に泊まって、魚介グルメを満喫して、のんびり温泉に浸かるという約束をして。