伝統工芸&クラフト好き必見、金沢土産探し+αの旅|石川県金沢市
ほっと石川旅ネットの体験ライターの椎木です。
兼六園、金沢城、金沢21世紀美術館。
超人気観光スポットがひしめき合う金沢市街地の中心部。金沢を観光するなら誰もが一度は降り立つであろうこのエリアで、今回は工芸・クラフトに注目して、スポットを巡ってみようと思います。
まずはここから!金沢を代表する工芸博物館へ
まずは石川県の伝統工芸をまるっと知るにはうってつけ、『いしかわ生活工芸ミュージアム』へやってきました。
日本三名園で有名な兼六園の隣なので観光のついでに気軽に立ち寄れます!
こちらでは石川県の伝統工芸を身近に感じられる体験プログラムが開催されていますので、参加してみようと思います。
常設の体験プログラムは、水引きぽち袋、繭細工、組子のコースター、太鼓の端材で作るカスタネットから選べます。いずれも、小さいお子さんでも体験可能。石川県の伝統工芸ゆかりの品としてかわいいお土産にもできちゃいます。
5歳の息子は太鼓の端材で作るカスタネットを作ることにしました。使用するのは「浅野太鼓」という白山市にある創業400年の老舗太鼓屋さんで作られる太鼓の木をくり抜いた際に出る端材です。
単なる芸術とも違う生活に寄り添った美しき意匠、これが工芸品の素晴らしさですね。
先で紹介したかわいい制作体験の他にも、いしかわ生活工芸ミュージアムでは、職人さんを招いたりして様々なワークショップが定期的に企画され、実施されています。是非、どんなものがやっているかHPを覗いてみてください。
基本情報
いしかわ生活工芸ミュージアム
【住所】石川県金沢市兼六町1-1
【電話番号】076-262-2020
【営業時間】9:00〜17:00(入館は16:45まで)
【定休日】4月〜11月:第3木曜、12月〜3月:木曜(祝日は除く)、年末年始
【駐車場】約12台
《体験プログラム》
【体験受付時間】9:00~11:00、13:30~16:00
【体験時間】約20分
【体験料金】600円(太鼓の端材で作るカスタネット)
※水引きぽち袋及び繭細工は500円、組子のコースターは1,000円。
【体験期間】通年
金沢21世紀美術館隣!金沢工芸のセレクトショップへ
金沢21世紀美術館に隣接しているので、観光ついでに寄るにはぴったりの場所です。
金沢らしい和雑貨が豊富で、お土産選びにも最適な場所です。
「加賀毛針」の老舗『目細八郎兵衛商店』の品です。
2階はギャラリーフロアになっていて、定期的に入れ替わる企画展をやっています。
金沢21世紀美術館の周辺は見所がたくさんですが、素敵なギャラリーやショップも多いんです。
是非、寄ってみてお気に入りの金沢クラフトを探してみてください!
基本情報
武家屋敷の資料館で前田家の歴史を知る
長町は、加賀藩の要職を担っていた八家ある門閥のうち長家(ちょうけ)から名付けられた武家屋敷の町。当時の町並みがそのまま現代に残っているような素敵なエリアです。
加賀藩前田利家の次男・前田利政を家祖とする前田土佐守家が所蔵する貴重な資料を展示しています。歴史好きには垂涎ものの施設です。
歴史に詳しくない人でも大丈夫ですよ。これらが纏う歴史の深さに何となく感嘆する。そういうざっくりとした感性が大切です。
なんと、2階には子どもたちも楽しめるように大きなすごろくが。
繁華街からも近い観光地である長町。歴史情緒溢れるこの町だからこそ、アカデミックに歴史に触れてみるのも良いですよ。
基本情報
前田土佐守家資料館
【住所】石川県金沢市片町2-10-17
【電話番号】076-233-1561
【営業時間】9:30〜17:00(入館は16:30まで)
【定休日】月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
【入館料】一般310円、65歳以上210円、高校生以下無料、団体(20名以上)260円
【駐車場】なし(車椅子用駐車場のみ2台有り)
金沢の工芸品は素敵なお土産にもなりますからおすすめですよ!