和倉温泉でほっとひと息、からだ喜ぶランチとスイーツ巡り&海を眺めてほうじ茶焙煎体験を楽しむ
ほっと石川旅ねっと体験ライターのrihoです。
今回は石川県七尾市に位置する温泉地、
"和倉温泉"で美味しいランチと
スイーツ巡り、そして
能登ほうじ茶焙煎体験に行ってきました!
「和倉温泉に遊びに行くけど、どこがおすすめなの〜?楽しい体験が出来る場所ってある?」という方には、ぜひ立ち寄っていただきたいスポットをご紹介いたします♪
地元食材たっぷりの古民家カフェで静かなひとときを
そろそろお腹空いたね〜
と言いながら最初に訪れたのは、古民家カフェ
『Café Country Road(カフェ カントリーロード)』です。
可愛らしい看板と入口を発見!
お昼時、ランチのみの営業かなと思っていましたが、10時から夕方の17時まで営業しているみたいですね。
とてもわたし好みの古民家♡
実はこちらの建物は、スタッフさんからの一声でオーナー竹田さんの生家をカフェにしたそうです!! 生まれ育ったお家が将来カフェに生まれ変わるなんて、素敵ですよね〜
席に着くまでに、木の小物や美味しそうなパンが販売されているのが目に入りました。
木の小物を作っている方とは、ご縁がありお店で販売を始めたそうです。
また、姉妹で働いているスタッフさんの
可愛らしい手作りの小物も販売されていました。
待ち時間にちょっと見てまわれるのも楽しいですよね!
だから営業時間が10時から17時なんですね。
こんなお店が私の家の近くにもあってほしい!
健康志向の方必見!野菜たっぷりワンプレートランチ
なに食べようかな〜と
テーブルに置かれたメニューを見ると、、
ワンプレートランチ「限定20食」という文字が!!
私は今週のランチ(1,430円)、彼はドライカレー(1,078円)を注文しました。
お庭をぼーっと眺めたり、少し話して待っているとお料理が来ました。
可愛らしい木のプレートにはたっぷりの野菜、見た目は色鮮やかなワンプレート♡とっても美味しそ〜!
これは写真を撮ってインスタグラムにアップしたくなっちゃいますね。
そしてご飯はあまり聞き慣れない「古代米入りご飯」。
玄米はよく耳にしますが、古代米を食べたのは初めてでした。
みなさんは古代米をご存知ですか?
古代米とはその名の通り、古代から栽培されていた品種のことです。多くの栄養成分があり、カリウム・カルシウムなどのミネラルや各種ビタミンが含まれています。中国では不老長寿の米として中国歴代の皇帝に献上されていたそうです。
白米に混ぜても良く、健康志向の方にはおすすめです。
そんなこだわりの古代米は、中能登町にある谷農園さんのものを使用しているそうです。
体にも優しく健康的なのが嬉しいですよね!
久しぶりにこんなに野菜食べたー!ってくらいのボリューム満点サラダやおかず、かぶのポタージュまで。
個人的に1番美味しかったのは、チキンカツ。
お肉がやわらかくて味付けがとっても好みでした。ワンプレートでちょっとずついろんな料理が楽しめるのは、やっぱり女性は好きですよね〜
お店のことを嬉しそうに、優しい笑顔でお話ししてくださったオーナーの竹田さん。前職は教師をされていて、60歳でお店をオープンしたそうです。
お父さんお母さんでも作れるような料理を、ちょっとオシャレな感じに仕上げて提供してくれます。
お店もそんな竹田さんの思いが溢れる、落ち着く雰囲気が最高の古民家カフェでした!
女性受けもバツグン、ちょっとお茶をしたり、ランチやデートにももってこいのお店だったのでぜひ、みなさんも行ってみてください♪
基本情報
Café Country Road
【住所】石川県七尾市盤若野町トの16
【電話番号】0767-57-5460
【営業時間】10:00〜17:00
※ランチタイム11:30〜14:00(13:45L.O.)
【定休日】火曜、水曜、月の最終月曜
【駐車場】約10台
創業108年!地元に愛される和菓子店
七尾の老舗和菓子店『梅屋常五郎』。
なんと、創業108年もの歴史があるお店だそうです。
商店街の駐車場を利用してもよいそうです。
さっそくお店の中へ♪
奥には大きなテーブルがあり、そこで買った和菓子を中庭を眺めながらいただけます。
せっかくなのでテーブルで食べていくことにしました。
どれにしようかな〜と和菓子を見ていると
目に入ったのは、ショーケースの中にあった"クリスマスツリー"や"かぼちゃ"の可愛らしい形をした和菓子♡
(撮影時期は12月でした)
また、和菓子だけなのかなと思っていたら
プリンまで販売されていました。
私たちは、気になったクリスマスツリーとかぼちゃの和菓子、そしてプリンを注文しました。
注文した和菓子は、お茶とセットで提供していただけるので、テーブルでいただきました。
七尾名物のお土産といえばコレ!
「だいずあめ」ではなく、「まめあめ」と読むそうで、聞いたことないなぁと思っていましたが一般的には、すはまのことだそうです!
すはまと言われれば聞き覚えがあるかもしれません。
緑色をしたきなこっぽい素朴な味わいが美味しいですよね〜。
こちらの大豆飴は、加賀藩の前田利家が豊臣秀吉へ献上した「献上菓子」として有名です。
七尾のお土産は大豆飴で決まりですね♪
こちらのお店は、観光客はもちろん、
地元の方は法要やお参りのお菓子としてなど、
様々な用途で利用してくれるそうです。
お客様のご要望に応えていたら、
いつの間にか沢山の種類の和菓子ができたそうです。
美味しい和菓子がずらっと並んだ老舗店。
皆さんもぜひ、お土産やちょっとお茶をしに
立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
基本情報
梅屋常五郎
和倉温泉を眺めながら、ほうじ茶の焙煎体験を
私は加賀市出身なので「加賀棒茶」というお茶の茎の部分を
香ばしく焙じたほうじ茶を飲むことが多いです。
そんな親しみあるほうじ茶ですが
今回はなんと、、
焙煎するところから体験してきました!
向かったのは、海沿いの旅館が建ち並ぶ和倉温泉内の
『ホテル海望(かいぼう)』。
その建物内にある「NAGISA DINING」へ案内していただきました。
中に入ると、目の前は海〜!!
まるで船内にいるような感覚と素敵な空間で体験前からワクワク♪
ホテルの雰囲気とはまた違った、シンプルでオシャレな空間です。
思ったよりシンプルで、見たことがない道具も置いてありました。
腕まくりをしてやる気満々。
(服が燃えると危ないのでまくるよう言われます)
まず、理科の実験で使ったことがあるアルコールランプのような道具に火をつけます。これはキャンプ用バーナーだそうです。上に向かって火が出るので少し怖かったですが、ゆっくり丁寧に使い方を教えていただけるので安心です。
次にほうろくと言われる、急須に似た焙煎専用の道具に緑色の茎を入れ、火をつけたバーナーの上で1〜2分焙煎しました。
今回焙煎したのは、「能登棒ほうじ茶」。
こちらのお茶は、和倉温泉の老舗お茶屋さん
『田尻虎蔵商店』(たじりとらぞうしょうてん)の上質な茎茶です。
芳ばしくいい香りが漂ってきました!
茎を焦がさず、火通りを均一にするため、
ほうろくを持って時々ゆすります。
これが意外と大変で、手が疲れちゃいました、、、。
ですが、美味しいお茶を飲みたいので、そこは我慢!
ゆすってはバーナーの上に当てて、と
茎の様子を見ながら続けます。
自分好みの能登ほうじ茶が完成☆
ほうじ茶は焙煎時間や煎り方で
浅煎りから深煎りまで味が変化するそうです。
自分好みのほうじ茶に仕上がるので
2人で体験した際はそれぞれ浅煎りと深煎りにしてみるのもいいかもしれませんね。
お茶が完成し、3人でほうじ茶を比べてみました!
私は写真や動画を撮っていて、火に当てすぎたのかちょっと黒くなりすぎた茎がありました、、
彼は均一に焙煎できていたのか、色味が揃っていました。
それぞれ違った焙煎が茶葉に出るので
面白いなぁと思いました。
さっそく自分のほうじ茶を飲んでみます♪
茎茶をしっかり浸します。
海を眺めて最高のティータイム
自分が焙煎したお茶、どんな味になったのかな?
なんだか飲みきってしまうのがもったいなくて
少しずついただきました。
彼のお茶は私のものとはまた違う優しい味わいでした。
また、お茶と一緒に小さなお菓子もいただきました。
先程の和菓子屋さんにもあった七尾名物の大豆飴でした!
偶然〜 それほど有名なお菓子なんですね。
余った茎茶は袋に入れて持ち帰ることができます。
家に帰ってから、もう1度自分のほうじ茶を楽しめるのは嬉しいですよね。
家族に行ってきたよ〜と、
お土産にするのもいいですね!
だからこそ感じられる「海がある石川県、和倉温泉の魅力をもっと伝えていきたい」という熱い想いが素敵な方でした。
ほうじ茶焙煎に関しても、田尻虎蔵商店さんから美味しくお茶を淹れる技を教わり、お客様に伝えているそうです。
お茶についてはもちろん、いろんなお話をしながら体験ができて、とっても楽しい時間を過ごせました♪
また来たよ。と何度も来てくれるリピーターさんまでいらっしゃるみたいですよ!!
優しく教えていただけて、楽しく体験ができるので、ぜひ皆さんも自分好みのほうじ茶を焙煎してみてはいかがでしょうか。
思い出に残ること間違いなしです!
基本情報
ホテル海望 NAGISA DINING
【住所】石川県七尾市和倉町和歌崎部12-3
【電話番号】0767-62-1515
【定休日】火曜・水曜
【駐車場】約80台
《能登棒ほうじ茶煎り体験》
【体験可能時間】14:00〜15:30(要予約)※体験は約30分
【体験料金】1,100円
【対象年齢】13歳以上
【体験日時】基本土日に実施
美味しいものを食べ、壮大な自然を感じながら、あったか〜い温泉にも浸かることができたので、また明日から頑張ろう!という活力がみなぎりました。
ぜひ、みなさんも海を眺めながら、開放感溢れるひとときをゆったりと和倉温泉で過ごしてみてください。