珠洲市で奥能登の恵みの能登丼と絶景を満喫!

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ほっと石川旅ねっと体験ライターのrihoです。


今回は石川県の最北端に位置する、珠洲市で奥能登ならではの体験と絶景を満喫してきました!

珠洲市で奥能登の恵みの能登丼と絶景を満喫!

能登のシンボル・見附島

まず最初に向かった先は、見附島!
見附島と書かれた大きな看板を発見し、
右へ曲がると何台も車が停められる
広々とした駐車場がありました。
ここは石川県珠洲市にある『見附島(みつけじま)
名前の由来は弘法大師(空海)が海を渡ってきた際に、この島を見つけて上陸したため「みつけじま」と呼ぶようになったそうです。
島の形が軍艦に似ていることから、別名「軍艦島」とも呼ばれています。
県内外から年間何万人もの観光客が訪れる、人気の観光スポットで能登半島のシンボルとして有名です。

駐車場から海岸へたくさんの木々を通り進んで行くと、目についたのはでっかい岩!!
迫力のある島が目の前にどっしりとそびえたっていました。
こんなところに!と、想像を超えるスケールの大きさにびっくりです。
島の周囲は白っぽく、なぜか島の頭の部分だけに緑が生い茂っているという、なんとも面白い姿をしていました。
そして隣には小さな鳥居がぽつんと立っているのも気になります、、、。

海岸の浜辺から見附島までは踏み石(石の道)が繋がっていました。
実はここ、島の近くまで歩いて渡ることができるんです。
実際に踏み石を渡って近くで島を見たかったのですが、この日は風があり荒波だったため渡れませんでした。
踏み石を歩きたい場合は、スニーカーの着用がオススメです。

間近で見る見附島はさらに迫力があることでしょう。
波の高い日は危険なので渡るのをお控えくださいね!

恋人の聖地・縁結びの鐘

見附島は恋人の聖地としても知られており、

若いカップルに人気のスポットです。

浜辺にはもうひとつの人気スポット

『縁結びの鐘』があり、

鐘の下には大きなハートが描かれていました。


今回は日中に行きましたが、夕日が沈む時間帯や夜の星空とのコラボレーションを見るのも素敵ですね〜

夜はライトアップも行っているので、日中とはまた違った幻想的な雰囲気が見られますよ!

デートにはもってこいの場所ですね♡

 

基本情報

見附島

【住所】石川県珠洲市宝立町鵜飼

【電話番号】0768-82-7776(珠洲市観光交流課)

【駐車場】200台

また、見附島の駐車場近くには『見附茶屋』という休憩所があります。


ゆっくりご飯を食べたり、ひと休みできるのもいいですね〜


お食事処の隣には珠洲ならではの特産品・珠洲焼やお土産にぴったりの珠洲塩なども販売していたので、ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

基本情報

見附茶屋

【住所】石川県珠洲市宝立町鵜飼1-38

【電話番号】0768-84-2318

【定休日】火曜(12月~3月中旬休業)

【営業時間】10:00~17:00(お食事処10:30~15:30)

能登さいはてにある道の駅・狼煙

次に向かったのは、能登のさいはて
見附島からは、海岸沿いを時計の逆まわりに進み、能登半島の先端にある『道の駅 狼煙(のろし)』に到着しました。
駐車場は広く、観光バスも停まっており、たくさんの観光客が来ていました。

今回私たちがここで行うのは、豆腐作り体験です!!
今までテレビで少し見たことはありましたが、実際に豆腐を作ったことはなかったので、作る前からわくわく。
エプロンを付けて、手を洗って準備OKです。

まずはスタッフのお姉さんから、豆腐を作る工程についてお話を聞きました。

おぼろ豆腐作りを体験!

今回の豆腐作りに使ったのは「大浜大豆」という大豆です。山と海の潮風に囲まれ、広大な土地で育った大浜大豆はとっても貴重な大豆だそうです。
他にも、へぇ〜知らなかった。と勉強になるお話も聞きましたが、全て話してしまうと面白くないと思うので、実際に体験をして聞いてみてください!

豆腐にもいろんな種類がありますが、私たちが作ったのはおぼろ豆腐です。材料は水と天然にがりと豆乳が揃っています。豆腐を固めるときには凝固剤を使うことが多いそうですが、こちらでは珠洲産の天然にがりを使用しました。
まずは大浜大豆でできた豆乳を量り、沸騰する鍋の中で、小鍋の豆乳を80℃まで温めるところからスタート!
後で必要になる水と天然にがりは、豆乳とは別の珠洲焼の器へスプーンに1杯ずつ入れて準備しておきます。
豆乳の温度が上がるまで、元気で面白いスタッフのお姉さんとの会話を楽しみました♩
そして、、温度計が80℃に!!

ここからがスピード勝負。
温まった豆乳を、水と天然にがりを入れた器に注ぎ入れ、3回かき混ぜます。
この時の入れるスピードとかき混ぜるスピードが作る人によって異なるため、豆腐の固さや味がそれぞれ変わってくるそうです。
おもしろいですよね〜
ここから少し待つとおぼろ豆腐の完成です!

さっそく実食。
皆さんは普段お豆腐に何をかけて食べますか?
私はお醤油をかけることが多かったのですが、こちらではなんとお塩をおすすめされました。

まずは何もかけずにお豆腐だけ、、、ふわっと濃厚でコクがあって、口の中でとろける〜

次は「珠洲の塩」をかけて食べてみました。
珠洲の塩をかけることでお豆腐の甘みが増し、より素材の味を感じられてとっても美味しかったです。
自分で作ったお豆腐なので、いつもとは違った感動がありました。
 
そしてこの道の駅の魅力をもうひとつ。
能登半島最先端の『禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)』がすぐ近くにあるんです!

道の駅 狼煙から徒歩10分ほど。少し坂道を登ったところにありました〜
海が見渡せる最高の景色でした♪

なお、道の駅では「禄剛埼灯台に行った」という証明書が550円で購入できます。
皆さんもぜひ、能登に旅行に行った際には『道の駅 狼煙』へ遊びに行ってみてください!

基本情報

道の駅 狼煙

【住所】石川県珠洲市狼煙町テ部11

【電話番号】0768-86-2525

【定休日】無休

【駐車場】大型7台、普通車71台、バイク専用8台


〈大浜大豆 おぼろ豆腐づくり体験〉

【体験料金】1人800円

【体験時間】30分~40分

【持物】三角巾、エプロン

【予約】5日前までに電話にて(要相談)

 ※キャンセル料:3日前から前日まで50%、当日100%

能登にきたらこれ! 海を眺めて味わう絶品・能登丼

能登といえば…魚・肉・米など美味しい食べ物がたくさん!
その中でも今回私が選んだのは、能登牛を使った「能登丼」です。
能登丼とは、奥能登地区(珠洲市・輪島市・能登町・穴水町)の組合加盟店舗が提供する地元素材を使ったオリジナル丼
奥能登の米と水、地場でとれた旬の魚介類や能登で育まれた肉類・野菜は地元産の伝統保存食を使用しています。
そんなオリジナリティあふれる美味しい能登丼が食べられる『庄屋の館』にやってきました〜
庄屋の館は、能登牛を取り扱い消費拡大に努めている、能登牛の認定店です。

お店は古民家の様な昔ながらの落ち着いた雰囲気でした。
ふらっと店内をまわっていると、あの有名人のサインを発見!
誰か気になる方は、ぜひ来店してチェックしてみてください。

そして案内していただいた席からは海を眺めることができました。
お食事が届くまで景色を見てぼーっとする時間もいいですね!

今回、私はお目当ての「能登牛ステーキ丼」を注文!
一緒に行った彼は「当店オリジナル タコかつ丼」を注文しました。
珠洲市の地図を見ながら、今ここだから、次向かうのはここだね〜。と話していたらお食事がきました!
お肉がぎっしり!美味しそ〜
ひとくち食べて、能登牛のやわらかさにびっくり。海を見ながら食べられ、贅沢気分を味わいました。

お店は地産地消で地元でとれたお魚やお米で提供することにこだわっています。
大勢の観光客がバスで来店することも多々あるので、店内はお客様がたくさん入れるような、宴会スペースもあり広々としています。もちろん個室の様なスペースもあるのでゆっくりとくつろぐことができますよ。
能登牛ステーキ丼、大満足の一品でした!
また遊びに来たときには、違ったメニューも味わってみたいと思います。

能登は美味しいもので溢れているので、何を食べようか迷っちゃいます。
皆さんも能登観光に来た際には、ぜひ今回ご紹介したスポットに遊びに行ってみてください♪
美味しいご飯と絶景スポットに大満足の旅でした。

基本情報

庄屋の館

【住所】石川県珠洲市真浦町カ10-1

【電話番号】0768-32-0372

【定休日】不定休(月5回程・年末年始)※電話で確認

【営業時間】11:00〜14:00(なくなり次第閉店)

【駐車場】10台(大型バス3台)


››庄屋の館の公式サイトはこちら

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