腰巻地蔵
遊女と船頭の悲恋を語る地蔵
福浦港が北前船の寄港地として栄えており、船員を相手にした船宿や遊郭も多かった頃、いつかは旅立つ船頭にはかない恋をした遊女がいました。いよいよ出港というその時に、船頭との別れを惜しむ遊女が自分の腰巻を地蔵に当てたところ、たちまち海は荒れ狂い、出港できなかったという言い伝えがあります。
この遊女と船頭の悲恋を語る「腰巻地蔵」は、今も港近くの福浦新灯台の脇にたたずんでいます。この地を訪れた詩人、野口雨情も「能登の福浦の腰巻地蔵は、今朝も出船をまたとめた」という歌を残しており、この歌碑も地蔵に寄り添って建っています。
「腰巻地蔵」が立つ岸壁から見る日本海は、かつて北前船が往来した面影を想像できるロマンチックな場所です。
この遊女と船頭の悲恋を語る「腰巻地蔵」は、今も港近くの福浦新灯台の脇にたたずんでいます。この地を訪れた詩人、野口雨情も「能登の福浦の腰巻地蔵は、今朝も出船をまたとめた」という歌を残しており、この歌碑も地蔵に寄り添って建っています。
「腰巻地蔵」が立つ岸壁から見る日本海は、かつて北前船が往来した面影を想像できるロマンチックな場所です。
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- カテゴリー
- #歴史・文化
基本情報
- 所在地
- 〒925-0315 石川県羽咋郡志賀町福浦港
- お問い合わせ先
- 志賀町商工観光課
- 電話番号
- 0767-32-1111
- FAX番号
- 0767-32-3978
- アクセス(車)
- のと里山海道西山ICより車で約20分
- アクセス(公共)
- 福浦バス停から徒歩で約10分(1キロ)
JR北陸本線羽咋駅下車、北鉄バスで高浜駅下車、志加浦線に乗り換え福浦バス停下車
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。