うるしで紡ぐ未来 ~ 加賀市美術館
加賀市美術館企画展
今年1月に発生した「令和6年能登半島地震」。多くの尊い人名と平穏な日常を奪い去った未曾有の大災害は、伝統工芸として名高い輪島塗にも甚大な被害をもたらしました。その様な中にあっても懸命に立ち上がろうとしている輪島の職人集団がいます。「彦十蒔絵」とそれを主宰する若宮隆志氏です。古い文献を研究し、受け継がれなかった技法を復活・改良し、そして常識を覆す新たな技法を生み出し続ける彼らは、まさに輪島で培われた漆芸の、その未来を紡ぐ存在といえます。
輪島と並ぶ石川の代表的漆器産地、加賀市山中にも、漆を、さらに次のステージへと昇華させようとする数多の試みを通じて新しい漆芸の境地を求める匠たちがいます。
産地を超えた漆芸の匠たちの出会いが、石川の「うるし」の未来に新たな1ページを刻むのではないでしょうか。多様な漆芸作品の数々を紹介しつつ、「うるし」が秘める無限の可能性と未来像を考えます。
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基本情報
- 開催期間
- 2024年7月27日(土)~9月1日(日)
- 開催時間
- 10:00~18:00(最終入館17:30)
- 所在地
- 石川県加賀市作見町リ1番地4
- 電話番号
- 0761-72-8787
- 休業日
- 火曜日
- 料金
- 一般500円、高齢者(75歳以上)250円、 高校生以下無料・障がい者の方及び付添1名まで無料
※加賀温泉駅前「アビオシティ加賀」色テラス内の加賀市観光情報センターKAGA旅・まちネット(不定休 9:30-17:30)では招待券を配布しています。 - アクセス(公共)
- 加賀温泉駅から約150m
北陸自動車道 片山津ICから約7.9km
北陸自動車道 加賀ICから約7.8km - 駐車場
- アビオシティ加賀(ショッピングモール)の駐車場を利用 ※無料
- 関連リンク
- 加賀市美術館
- 関連資料
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。