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美に浸り、静寂の茶をめぐる

010_01初代加賀藩主前田利家の茶人としての経歴は他の有力武将と比べて遅く、晩年からはじまった。次いで2代加賀藩主利長は、利休直伝の茶の湯をキリシタン大名高山右近から学び、加賀藩でも茶の湯を嗜む愛好者が増えていった。そして3代藩主利常の時代には、百万石の財力を背景とした文化振興が花開き、茶の湯や建築など今に続く百万石文化が確立される。その後、短命に終わった4代藩主光高を経て、5代藩主綱紀の治世において百万石文化の輝きは確たるものとなる。

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010_03月心寺
茶の湯を通じ前田利常公に使えた茶道裏千家の祖仙叟宗室の墓や歌碑、楽家4代一入の弟子土師長左衛門後の大樋焼大樋長左衛門代々が葬られている。仙叟宗室追善の茶会が毎月23日に催される。




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010_04大樋美術館/十代大樋長左衛門窯
茶道と密接な関係を持ち350年の伝統を誇る大樋焼の作品を歴代で展示する。ギャラリーでは十代長左衛門氏(文化勲章受章)と長男年雄氏の作品を展示販売している。





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010_05寺島蔵人邸
現存する主屋、土蔵、土塀と回遊庭園は、当時の中級武家屋敷の旧態を現在に良く伝えている。茶室から望める池泉回遊式の庭園が魅力的。





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010_06兼六園 夕顔亭・時雨亭

夕顔亭は、11代加賀藩主前田治脩が1774年に建造した数寄屋で、滝見のための茶亭にふさわしく、瀟洒な縁側の構成が特徴である。一方、時雨亭は2000年になって、長谷池のそばに新しい庭園とともに再現されたものである。庭側の10畳と8畳、それに続く「御囲」は藩政時代の平面図より復元され、茶会や庭を眺めながら休憩できる場所として県民や観光客に幅広く利用されている。


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010_07金沢市立中村記念美術館 梅庵
本多の森を成す緑豊かな斜面を背景とし、本館、別館旧中村邸、耕雲庵と梅庵の2つの茶室から成る。梅庵は1965年に新築されたもので、8畳の広間は舟底天井など裏千家の茶室様式を取り入れた造りとなっている。




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010_08無限庵 無限庵御殿
利休ゆかりの茶道具など、数々の古美術品を展示。無限庵御殿の書院は、格式と豪華さを持ちつつ、平明さを目指した構成であり、さらに自由な数寄の意匠を通わせているなど、近代書院の好例。また木造技術としても当時最高の粋を集めた普請であった。




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010_09魯山人寓居跡 いろは草庵
1915年に2ヶ月ほど北大路魯山人が滞在し、この建物を住居兼作業場とした。主屋は魯山人滞在当時の風情を現在に伝え、土蔵は内部を改装し展示室としている。





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010_010江沼神社 長流亭
3代大聖寺藩主 前田利直が、1709年に旧大聖寺藩邸の庭園の一隅、大聖寺川が望める位置に建てた数寄屋造りの別邸。江戸時代中期の特色をもった優秀な遺構である。

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