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豊穣な歴史を明かす建物たち

06_01能登半島のノスタルジックな風景の中、勇壮な佇まいを今に伝える豪奢な建物たちが待っている。海が物流の中心だった江戸時代、能登半島は交通の重要拠点となり、北前船と称された船を操り栄華を極めた。ニッポンの原風景が残る半島の先端では、富を背景にした歴史と文化を、建築を通じてまざまざと感じることができる。

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06_03珠洲市多目的ホール ラポルトすず
設計者の長谷川逸子氏と市民がワークショップにより「軽やかにただよう白い雲の群」をコンセプトとする建物に。大小のレンズ状の円盤が連なった雲をイメージした大屋根、うねった曲面のガラス壁で構成された大きな空間に、卵形の小空間を挿入して軽やかでファンタジックな造形が創造されている。



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06_04上時国家
上時国家は、「平家にあらずんば人にあらず」の言葉で知られる平時忠の末裔で、幕府領の大庄屋をつとめた。およそ180年前に建造され、完成までに28年を要した上時国家住宅は、北陸地方最大級の規模を有している。




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06_05時國家
九六間住宅(間口九間、奥行き六間)と呼ばれる大規模な農家住宅が点在する奥能登地方でも特に規模が大きく、茅葺の大きな屋根は緩やかな勾配で4方に瓦葺の庇を巡らしている。





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06_06輪島屋善仁 塗師の家
輪島の塗師文化を証明する建築物。外観は質素な仕舞屋(普通の家)風に見せてはいるが、建物の配置は、後部に作業場を持つ町家建築である。





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06_07大本山總持寺祖院
永平寺とともに曹洞宗の大本山として栄えた古刹。奥能登の地で威厳と風格を湛えている。






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06_08黒島地区(重要伝統的建造物群保存地区)
北前船の船主および船員の居住地として栄え、江戸後期から明治中期にかけて全盛を極めた集落。独特の平面形式や外観を見せる町家群が、周辺の自然環境と一体となって歴史的風致を今日によく伝えている。




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06_09ビュー・サンセット
毛綱毅曠氏の設計。デザインは幾何学的形態を多用しながら、材料は下見板や塗壁が殆どなので落ち着いた印象も受ける。





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06_010阿岸本誓寺
規模、構造、細部意匠のいずれにおいても、浄土真宗寺院の1つの典型を示した建築物。本堂の柱は背面側を除き全て円柱を使用した禅宗様。大規模建築物にもかかわらず、豪快な茅葺屋根を保存していることは貴重。

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